職場で隣に座っている頑張り屋の同僚(後輩,女子)とのお喋り。
「鬼滅の刃、見に行こうと思って」
「へー、Iさん、鬼滅見るんだ」
「見るんですよ。あれね、凄く泣けるんです。前に、たまたまテレビシリーズを見るようになったんですけど、もうボロボロ泣くんです」
「ほー」
「あるばりさんは、見ないんですか?」
「うーん、好みじゃないんだよね」
「見てくださいよ! 泣けますから」
「うーん。(;一_一)」
私、絵柄の好みが激しいので…。
それに、あまのじゃく、ですから。
流行りのものには背を向けるタイプなのです。
「で、私、映画見に行こうと思うんですけど。ウチの子たちも『見たい』『見たい』っていうし」
「うん」
「最初は、妹とウチの3人でということだったんですけど、『面白そう』って父母も見に行くことになって」
「へえ。6人か。凄いねえ」
一気に観客動員数が6増えるんだもんね。
同じ名古屋駅前ですが、私は「ミッドランドスクエアシネマ1」、Iさん一家は「ミッドランドスクエアシネマ2」とそれぞれ分かれます。
昨夜はマニア的活動をしたかったので、本来は行かないはずの「ミッドランドスクエアシネマ2」にも行ったのですが、オタ活してるところを見られなくて、ホッとしました。
「泣けちゃう」「泣きたい」「子供がいると、大泣きできないんですよ」と言っていたIさんに、「明日は、1日講習会でしょ。確か会場はミッドランドスクエアシネマ2のすぐ横だから、福利厚生の割引券使って1人でまずは見てくれば? 1人だったら思う存分泣けるでしょ?」と、話したら、「ええー!? 同じ映画を2回、それも連日は見ないですよ。それなら、違う映画見るかな。って、あるばりさんは、明日で何回目でしたっけ?」と、バッサリ切り捨てられました。「いいんですよ。それがオタの道なんだから。こっちも泣ける映画だよー」と言い返して見ましたが、やはり一般人の女子(特にバリバリ働いているお母さん)は合理的ですな。
ところで、わざわざ「寄り道してでも、遂行しなくては」と思った「オタ活」とは、一体何か?
現在「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のDolby Cinema版を掛けているのはJR名古屋駅のほぼ正面にある「ミッドランドスクエアシネマ1」なので、「魔女見習いをさがして」を見に行くまでは「ミッドランドスクエアシネマ2」に行ったことがなく知らなかったのですが、「シネマ2」の出口ホールにはこんな場所があったんです。
「これは、是非とも360度カメラで撮影しておかなくては」と思って、普段のお仕事の時に現地調査等で愛用している通称「現調くん1号」を持参したのですが………。どうやら1日遅かったようです。
「『魔女がいっぱい』なんて、興味も関心もないんや。2枚目のヴァイオレットの掲示物を返せっ!」と心の中で叫んでおりました。
季節はずれの暖かい日のこと、遠回りの寄り道の後に「ミッドランドスクエアシネマ1」にたどり着いたら、身体はホカホカで汗ダクダク。最近は検温しているので、入場拒否されないかなと心配しつつ、汗を拭っておりました。