天気予報の通り、昨夜遅くからしばらくの間雪が降った。
名寄で溜まった洗濯物をどうにかしようとコインランドリーに入った。
洗濯機で洗濯している間は、車の中の整理整頓をしていた。
洗濯が終わり、洗濯物を乾燥機に移し替えて10分間乾燥させ、取り出した物をざっくり畳んで着替えを入れている収納袋に収めて、さて、「車に乗って出発やね」と店の外に出てびっくり。この20分位の間に外は雪になっていた。
名古屋はまだ秋真っ只中なので、当然雪なんてこの時期には降りはしない。なので、これが今シーズン初めての雪になる。
降り始めから間も無いせいか、路面は濡れているだけで走行には支障はない。
せっかくなので、もう少し北の方へ進むことにして、結局、「道の駅 おといねっぷ」で仮眠。
明け方、寒くて目が覚める。
「環境と燃費に良くない」とは思いつつも、足元の寒さに耐えられず、しばらくの間エンジンを掛けて暖房してからもう一度眠った。
午前6時頃に、再び寒さで目覚めた。
もう、外は明るくなっていたので、昨晩買っておいたパンを食べ、トイレを済ませたら走り出すことにする。
積雪して、路面がヤバそうなら引き返すつもりで、国道275号で天北峠・敏音知岳方面へ向かう。
「もしかして、雪、かなり積もっているのかな」と恐る恐る走っていったのだが、路面にはまったく雪が無い。それでも、凍結とかしていると怖いので、慎重に進んでいく。
薄っすら雪化粧した敏音知岳を眺めながら、進む。
「道の駅 ピンネシリ」の駐車場には1台も車は停まっていなかった。
さて、これからどうしようか。
このまま浜頓別まで行ってしまうと、一昨日走った国道238号をもう一度走るしかなくなる。それはさすがにアホらしい。ではどうするか。中頓別から道道120号で、南東へ向かって進み、どこかで一休みして、その後は決めよう。
そうして、歌登の一角にある駐車公園に辿り着き、一休みしたら、居心地の良さについつい長居してしまったと言う訳だ。
シートを倒してのんびりと本を読んだり、昼寝をしたり。セイコマでお昼ご飯買って食べ、また昼寝したり…。
さすがに「このままではイカン」と思って日が傾いた15時過ぎに、今日の残りの行程を決めた。
朱鞠内湖へ出て、その後北竜町から増毛町へ。そろそろ道北にも飽きてきたので、月末頃の帰宅を視野に入れて南下し始めようというところ。
そうして、今は増毛の町外れで一休み中。
寒くて起きてしまったら、そのまま国道231号を石狩方面へ進むことにしよう。燃料の残りの具合もあるので、暖房の為にアイドリングするくらいならば、いっそ走ってしまった方が良いだろうから。
ここから札幌まで120km程。これから走り出しても、2時間半あればたどり着けるのかと思うと、停まって一休みするか、走るのかが悩ましいところである。
都会の札幌まで行けば、夜中でもどこかの飲食店は営業していて、「何か温かい物が食べられる」のに心惹かれる……。
うーん、小腹が空いているんだよねえ。