昔は本を沢山読んだもんだ、と自分でも思います。
それに比べて最近はあんまり本を読んでいない。
何故本を読まなくなったかというと、それはあれだ、ネットで何やら大量に文字を読んでいるので、本を読む気力が無くなったというのが真相だと思います。
かつてホームページの盛行を経て、やがてブログの時代になりましたね。
「今はツイッターとかでしょ?」といわれるかもしれません。確かに個人のブログは幾分か数が減り、更新頻度や内容が減少するのも実感として感じます。ですが、個人的にはツイッター等には付いていけない感があり、全然手を出していません。
ブログでもそうですが、「反応」に「反応する」というのが煩わしいと思うんですけどね。140字の垂れ流しに、一々反応して、更にそれに返すというのが理解できません。
所詮は限られた文字数でのコミュニケーションで、行き違いも発生するし。
余談が長くなったのですが、検索した折りに見つけたブログなどは一応は「Google Reader」で管理しています。
「Google Reader」は大変優れた環境で、PCであろうが携帯情報端末であろうが統一的に、自分が興味を持っているブログなどの更新を感知し読むことが出来るものです。
普通の使い方なら、まず破綻はないと思うのですが、私の場合は残念ながら破綻しております。
というのは、登録してあるブログが多すぎるから。未読の増加に追いつけないんですよね。

さすがにお気に入りのブログだけはラベル分けに工夫して拾えるようにしていますけど、興味の度合いが閾値以下のブログは、更新されたかどうか等がさっぱり分からないまま埋もれて流れていくのです。
「頭に入らない情報は、有っても無くても同じなんだよなー」と、閾値以下のブログの未読数を見て、無為感に浸る時もままあります。
本ならば、巻末まで読み切れば「読了」として物理的に括れるので心理的にキリも付けやすいのですが、ネットの場合は、言わば無数の書き手の無数の本を読み続けているのと同じなのですから、ある限界を越えれば、もう、追いつきようにも追いつけない領域に到達する訳ですよね。
古の聖徳太子のように超マルチタスクで動作する人間ならば全てを拾っていけるのではないかと思わなくもないのですが、当方、残念ながらそんな高性能な人間ではないので…。