Google Analytics トラッキング コード

2020年5月11日月曜日

手元にあったのに…。

 同じものを何度か買うことがあります。食べ物とかその他生活必需品とかではなくって、本とかCDとかです。あ、Blu-rayとかもたまにリピート買いしてます。

 「探すのがめんどくさいから」というのが理由です。(!)



  連休に入って「うーん何か映画でも見るかな」と思いました。

 家人も「暇だー。なんか録画してあるテレビ番組とか、映画とかないのか?」と騒いでいましたし。

 アニメを見たい気分だったのですが、「いきなり『ユーフォニアム』シリーズとか見せてもなあ…」とちょっと躊躇い、「じゃあ『劇場版 若おかみは小学生!』かな」と思い、Amazonでサクッと購入。レンタルじゃあ、ありません。購入です。

 昨年のブラックフライデーセールの時だったかに「Fire TV Stick」を買って居間のテレビに接続してあるので、動画配信系はAmazonで買うのが一番楽に視聴できるのです。



 ええ。もちろんBlu-rayは買ってますよ。それも何枚も。半泣きで「【受注生産限定】テレビ版付 Blu-rayコンプリート・エディション(5枚組)」も買いました。

 でも、「Amazon プライム・ビデオ」で見るのが楽なんです。抗えませんでした。

 居間のテレビでも、タブレットの「Fire HD」でも、なんならスマホにインストールしたアプリからでも、見たい時に、都合に応じた機材で視聴できるのが楽で良いのです。



 早速、家人と、ある日の午後に視聴しました。

 普段クールな家人が「もう1回見直したい。もっと話がよく分かると思う」と、何だか口をモゴモゴさせていたので、やっぱり「劇場版 若おかみは小学生!」はよく出来た作品だということなのでしょう。



 ところで、以前、ブログの記事にした時にも触れましたが、この映画の挿入歌の「ジンカンバンジー ジャンプ!」、個人的に好きなんです。「ドライブ中に聞いたら、気分良くなるよねー」って感じで。

 時々関東方面遠征をするのですが、帰り道に、わざわざ西湘バイパス経由にしたりする時があります。おっこちゃんと水領様のドライブが、チラッと脳裏をかすめたりします。ポルシェではありませんが。

 そういう時は、「ここで『ジンカンバンジー ジャンプ!』を聞きたいよね」と思いながらハンドル握ってました。


 以前記事にした段階では、配信もCD化もされていなかったので「聞きたいと」思いつつも聞けていなかったのですが、Blu-ray&DVDが発売された頃にサントラも発売され、どうやら、その中に収録されていたようなのです。

 ええ、当方サントラのCDも買いましたよ。

  でも、買ったことで満足して、「その内リッピングして、じっくり聞くかな」と思ったまま、ほったらかしにしていたのです (^^;

 なので、何が収録されているかちゃんと確かめておらず、「『ジンカンバンジー ジャンプ!』なー」となっていました。



  そうして、今年のゴールデンウィーク、久しぶりに「劇場版 若おかみは小学生!」を見ていたら、ちゃんと「ジンカンバンジー ジャンプ!」を聞きたくなったんですよね。

  探してみたら「配信中」とのことで、Amazon Musicにもあったので、こちらもサクッと購入。



 たまたま、スマホが近くになく、パソコンのブラウザでプレイヤー画面を開いて聞いている時に、出来心でもう少し商品情報を調べてみたら「サントラCDに収録」ということが分かり、「あー。それならば、手元にあったのに…」ということになってしまいました。


  いいんです。CD探すのが面倒なので。

  サクッと聞きたかったんで。


  でもなあ、以前にもそこそこAmazon Musicで曲買ったけど、結局、その後聞かなくなるんだよなあ…。

  Amazon プライム・ビデオは、代替になるものを持っていないので、受け入れているけれど、普段手持ちの音楽を聴くときには単体の「Walkman」を使っているから、Amazon Musicが付け入る余地がありません。普段使わないと、いつの間にか記憶から抜けていき、全く使わなくなっちゃう。「去る者は日々に疎し」は、けだし金言ですね。



 ところで、「ジンカンバンジー ジャンプ!」なのですが、歌詞が結構すごいのです。とても小学生が歌うような内容じゃないんですよ。なんか、「諸行無常? でも、人として思い切って進んでいこう。ほら、『人間到る処青山あり(じんかんいたるところせいざんあり)』っていうじゃない?(※)」っぽい歌詞で。

 「コンビビアル」なんて、縁のない人には縁が無い単語ですよねえ。

 著作権の兼ね合いもあるので、ここには歌詞を掲載しませんが、一度歌詞表示サイトで見てみると「お、おう…!」と思うのを実感してもらえるかもしれません。


 「歌ネット」だと、こちらになります。

  https://www.uta-net.com/song/265304/


 こっちは「J-Lyric.net」の場合。

  http://j-lyric.net/artist/a05fbf2/l04b242.html



 などと思って連休明けの毎日を過ごしていたのですが、「foltia ANIME LOCKER」で日課の録画予約作業をしていたら、今週の土曜日(2020年5月16日)の15時25分から、NHK Eテレで地上波初放送となることを知りました。さっそく録画予約を仕込みました。

 動画配信と違ってEテレなら誰でも見られますから、「まだ見たことが無い」方は、御覧になってみてはいかがでしょうか。


 そうして、「ジンカンバンジー ジャンプ!」も是非是非聞いてみてください。一度聴いたら、なかなか耳から離れてくれないのが、お分かりいただけると思います。(^^)




※:

 この場合の「人間」は、「にんげん」ではなく「じんかん」と読んで、「この世の中」「人の世」という意味。「青山」は「せいざん」と読んで「お墓」のこと。

 この句で「世の中、どこにでもお墓を作る土地はある。『どこで果ててもよい』というくらいの覚悟で、大志を持って外の世界へ出ていこう」というような意味になります。

 ことわざとしては知っていましたが、幕末の我が国の僧「月性(げっしょう)」の言葉とは知りませんでした。


 わざわざ「ジンカン」「バンジージャンプ!」としているのですから、「ジンカンバンジー ジャンプ!」も、ある種の応援・励ましの歌と言ってもよいのかもしれません。