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2011年8月12日金曜日

お盆休みのお知らせ




 残暑お見舞い申し上げます。


 このところ、暑い日が続きますね。

 一時、気温が低めの時期があったのですが、結局いつもの夏のような暑さに戻りました。

 一夏全体として、トータルの暑さはある程度バランスするようになっているのですね。「寒いままでは終わらないよー」という、自然界の意思といったところでしょうか。


 さて、北海道フラフラ紀行を続けている当ブログですが、お盆休みに入ります。

 次回の更新は、予定通りならば8月16日からです。

 今週の初めに3日間更新できなかったのですが、うーん、ちよっと疲労が蓄積されていまして、帰宅即ダウンという日が続いておりまして。
 そこで、整理を兼ねてお盆休みを取ることといたしました。

 まあ、そもそも疲労が蓄積したのも、「遊び過ぎ」ということなんですけれど。
 「遊び過ぎ」のお話も、お盆休み明けから徐々に登場しますので、お楽しみに。



2011年8月11日木曜日

未だ花は咲かず

起きてみると、外はまだ雨。昨晩程激しくはないのですが…小雨〜霧雨ってところでしょうか。



目覚めた後のボーッとした時間を過ごしたら、走り始めますよ。深川留萌道路へ入り、そのまま留萌まで行くかどうかしばし迷ったものの深川西インターで降りて、「道の駅・北竜」へ。地図のひとくちメモによると「日本一のひまわり畑」なんですって。
道路の街灯やら看板やら何やら、もう、「ひまわり」だらけで、なるほど、これは期待出来そうですね。



…………。
うーむ、時期が悪かったか。
かなり楽しみにしていたのですが、本物の「ひまわり」は、まったく影も形もありません。まあ、「7月下旬〜8月末」と書いてあったので、ほんの少し早かったですな。これは、こちらのフライングが悪かったのですね。



それにしても、この「道の駅・北竜」さんは、全体的に微妙感が漂っていましたね。妙ちくりんな竜の向き合った門が、その門と全然マッチしていない西洋館風の本館とホテル棟が、もう、俗悪の極み。言葉は悪いのですが「田舎っぽさ」か爆発してるような印象を受けました。
どこでしたっけ、熊本の方にある偽曲阜と同じような匂いを感じます。なんか、「土木で頑張っちゃった」とでも言いますかね。

トイレは、常時開放用のものに入ったけれど、汚かった。こういう所にこそ、お金を掛けましょうよ。その方が印象が良くなるよ?


沈んだ気持ちで増毛町へ。



山間の道道94号線は、快適は快適だけど、ちょっとせせこましい感じ。伸び伸びした感じがしません。
標識に「桟道」ってあったけど何かしら? 「恵岱別桟道トンネル」っていう。ダムがある手前。桟道は無かったにしても、まあ、険しい道だったんでしょうね。だから、峠の南側は走りにくいのでしょう。


留萌本線の終着駅、増毛です。



1995年の今頃に、北海道の鉄道をあちらこちら乗り歩く旅に出ていたことがあります。
その時に一度訪れて以来なので、約16年ぶりの再訪となりました。
その時は、夕方で、少しずつ黄昏て行く頃だったものですから、異様にもの淋しく感じたのですが、こうして反対側からみると、案外町の中にあるんですね。あの時は、折り返しだったので、駅舎からも出なかったからなぁ。


まあ、でも、やっぱり終着駅の風情が濃厚にありますね。
この増毛では、本当は、有名な「特盛海鮮丼」に挑もうとおもっていたのですが、お店の開店まではまだ2時間以上ありますし、この雨模様では外へ出る気にもなりません。


特盛海鮮丼と酒蔵見物は、またいつか再訪問する時のお頼みに取っておいて、ここは一番、北を目指して走り出すことにしました。




留萌を過ぎて、どんどんと北上して行きますが、天気は冴えません。晴れてれば、良い景色のはずなのになぁ…。




2011年8月7日日曜日

5つめの岬

サロマ湖を見たくて、国道を外れてみます。






何も無い道端からの写真なのですが、個人的には気に入ってはいます。
本当はもっともっと薄暗いのですが、それでは見づらいので補整して掲載しています。
他には誰もおらず、誰も通らず。静かな静かな夕暮れ時ですね。
晴れていればもっと良いのかも知れませんが、曇り空も、また静かさを増していて、良いものです。








再び国道に戻り、今日の最後の岬、キムアネップ岬に寄っていきます。






本当はこの先に岬があるのですが、余りに外が薄暗く、手元に灯りも無いので、今回は駐車場からの1枚です。

とても静穏な感じの夕方です。
ここにはキャンプ場があります。秋になって、虫がいなくなった頃にでも、景色を楽しんで、泊まってみたいと思いますね。








たどり着いた「道の駅・サロマ湖」はきれいな道の駅で、トイレもとても清潔感がありました。洋便はウォシュレットあり。
昨秋出掛けた秩父・十石峠の帰りに立ち寄った長野県の立科町のスーパーマーケットの個室のようで、激しく既視感に襲われます。

佐呂間高校の文化祭のポスターが気になって何枚も写真を撮りました。





「感謝でいっぱい」か…。良い言葉ですね。



さて、どうするか。
このまま紋別まで上がって名寄へ抜けるのが、まあ、一番の上策だろうけれど、なんかやる気が出ません。
残り日数を考えると、そろそろ真の目的地である「オロロンライン」を攻めたいのです。あまり北まで行くと、その分、オロロンラインの途中にあり、今回のオロロンラインの縦断のスタート地点と設定している増毛町まで行くのが大変になってしまいます。過去に名寄〜旭川間は走っているのですが、冬だったこともあってペースを上げられず、そのせいで距離がかなり長い体感があり、なかなか食指が動かないんですね。

それに、なんとなく、フロに入りたい気がします。
「取りあえず湧別まで行って道の駅併設の温泉に入って考えようか」ということで、ひとまず、湧別の「チューリップの湯」に向かいます。


道中、湧別の近くでは、車窓に花火を見ます。
どうやら、湧別は花火大会らしいですね。一人旅の時に眺める打ち上げ花火は、なんだか、ちょっぴりしんみりします。







湧別町営の温泉「チューリップの湯」は、午後10時までやってます。そのせいか、駐車場が大変混んでいます。
それにしても、キャンピングカーの多いこと多いこと。途端にやる気を失い、さっさとネクストを目指します。ターゲットは旭川のコインランドリーです。






旭川紋別道路〜道央道を激走して旭川北にたどり着きます。この先の市街は過去に何度も走っていて、夜でもなんとなく見覚えのある場所が続きます。十分に営業時間内に間に合う時刻に、調べた場所に到着したはずなのに、肝心のコインランドリーがありません。






仕方が無いので旭橋の向こうのコインランドリーへ行きますが、千円札が無くて敗退。百円じゃないのか…。1000円でカードを買う仕組みとは……。

風呂も入らず洗濯もせず。完全に敗北感に覆われて、今夜の寝所に向かいます。道央道・音江PAです。

「南の方ほど天気が悪い」という予報通り、外はかなりの雨で、トイレにいく気にもならず、ちょっと日記を書いて眠りに落ちます。