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2023年11月30日木曜日

心の臓とお散歩とApple watchと


 薬の飲み合わせが悪かったのか、最近、ちょいと胸が痛い時があった。

 「あなたの風邪はどこから?」とは、某風邪薬のキャッチフレーズだが、私の場合は「鼻と、その後で喉から」という感じでひき始めることが多い。


 その時も、ちょっと風邪っぽいなと思って職場からの帰り道でドラッグストアに立ち寄って「鼻・喉の風邪に!!」と惹句の書かれている風邪薬を、「おお、これだ」と思って買って来て、翌日に服用してみた。

 日中は職場にずっと居て事務仕事をしていたのだけれど、なんとなく胸が痛い。
 深刻な痛みという訳ではないけれど、肋骨よりももう少し内側で、ちょっとズキっとしたような感触がする。こめかみで脈をみてみたけれど、脈拍の様子は変わらない様子。なので一安心ではあるけれど、気分はあまりよろしくはない。
 結局、午前10時30分頃から午後1時30分頃まで、断続的ではあるけれど不快感は続いた。

 普段の生活とさほど異なることをしたわけではなく、唯一思いつくのはいつもとは異なる風邪薬を服用したことである。
 帰宅して、風邪薬の説明書を読んだら「糖尿病の人は要注意」的なことが書かれていて、「あー」と思った。
 決してそれが直接的な原因とは断定出来ないけれど、ま、そういうこともなくはないのだろう。
 製薬会社が、この世にあるすべての薬剤のバッティング状況を把握出来ている訳でもないし、服用する人毎の体調やら状況等は、一つとして同じではないのだし。「ヤバかったら、服用をしないで様子を見て」ということにしかなり得んわな。


 ということで、とりあえずは風邪薬をのむのはやめて大人しく過ごしていたのだが、タイへ向かう飛行機の中でも、1・2度同じような胸の不快感を覚えた。

 前の記事でも書いたように、出発前夜(当日)も夜ふかししていたし、本当ならば1日休暇を取って余裕を持って名古屋から関西空港へと移動するつもりだったのが業務の都合で午後半休となってしまい、かなりバタバタと慌ただしいものになってしまったこと、結局昼食も摂れずに14時間位飲まず食わずとなってしまったこと等、心身共に少々無理していたことによるのだろう。


 父方の家系は循環器が弱いから、自分もそちら系で逝くのではないかとの疑念を拭い切れない。
 「そう思うのなら、対処しろや」ということは分かっているのだが、「自律」「節制」という言葉とはかけ離れた軟弱者故、なかなか「運動」やら「節食」等を実行出来ずにいる。
 なので、「自業自得やむなし」と思ってはいるのだけれど、「スパっと昇天出来ない場合」の大変さも身内の事例で知っているので、どうしたものか…。

 そんな事を漠然と考えながらタイで過ごしていたある日。
 同行の知人と昼ご飯を食べて解散した後、ふと思い立って散歩をしてみることにした。
 「どうせなら記録してみるか」と思って、途中の交差点で立ち止まった時に「Google Fit」をインストールしてみた。


 適当にホテルまで歩いてみたら、こんな感じ。

 日本にいる時は、極力歩くことを控えている当方だけれど、日陰を伝いながらプラプラと歩いてみると、案外気持ちがいい。

 晩ご飯を食べに行った帰りにも同じように歩いて帰って、最終的にはこんな感じになった。


 普通に歩いて暮らしている人からすれば大したことのない数値だろうけれど、普段ほとんど歩かない当方にすれば大変な結果である。
 適度な疲労感もあってか、普段の寝付きの悪さもなく、快眠だった。


 思いの外歩くのが気に入ったので、翌日以降も

 割と歩いて過ごし、
タイにいた期間含めてこんな感じになった。
 
 20・21日は帰国日ということもあって、それ程でもないのだけれど、19日は午後かなりの時間歩いたりしていた。
 22日以降は普段の暮らしになるのだけれど、スマホを持ち歩かない時もあったりしてちゃんと計測出来ていない。
 なんだかんだ言って、スマホを常に持ち歩くのは邪魔くさいし、重いし…。

 せっかく「歩くこと」に目覚めつつあるので、なるべくなら記録を継続したい。
 でも独立した万歩計とかを着用して、毎日の結果を取りまとめるのは面倒くさい。きっと続かない。
 どうせならウェアラブルな機器がいいな。
 そうだ、そういえばそもそも胸に違和感を感じていたのだから、そこら辺もモニター出来る機器がいいな。
 よし、ならば、初号機の発売から時間が経過していて熟成されているし、健康に関する個人データ等の保護の観点から安心感のあるApple watchにしよう。そうしよう。

 ということで、Apple watchを買いました。


 今年のAmazonのブラックフライデーの力は強かったですな。


 保護カバーやら、バンドやらを揃えて、今日で運用を開始して2日目。
 車中心の生活になってしまうので、平日は思ったよりも歩数が伸びないだろうけれど、少しずつ歩く距離を伸ばしていこうと思っているところである。

 実はこれまでにも、他社のスマートウォッチで同じような事をしてみたこともある。
 その時はAndroidスマホと中華スマートウォッチの組み合わせで、スマホへのデータの取り込みに独自アプリを噛ませる必要があったりしたので、面倒くさくなってフェードアウトしていた。

 その点、Apple watchだとiPhoneのヘルスケアアプリとかとスムースにやり取り出来るので楽だし、いろいろと出来ることも多いので興味深い。
 いろんなデータを取り始めると、面白いから。

 お金もかかっているので今度こそは出来る限り続けようと思っているけれど、さて、どうなることやら。
 






2023年11月29日水曜日

飲み物あれこれ

 ホテルの近所にはコンビニが2軒あり、細々とした買い物も便利だった。

 ホテルの部屋にはボトルウォーターが毎日2本配給されるのだけれど、それらは、どちらかと言うと歯磨きの際などに使うための水という意味合いが強い。

 水道の蛇口から出てくる水は、完全には信用できないということになると、飲み物としての水等は買ってくるしか無いわけで、そこで「ホテルの近所にコンビニが2軒ある」ということに価値が出てくる訳だ。

 とはいえ、水だけ飲んでいるのではなく、普段はジュースばかり飲んでいた。
 私の知る限り、水以外の「清涼飲料水」には甘味がついているのが普通で、そうでないものとなると伊藤園の「お~いお茶」かポッカの「烏龍茶」位しかない。けれども、まあ、海外で積極的に飲みたい物ではないわね。

 そこで、カロリーの少なそうなジュースを探して飲んでいたのだけれど、今回の旅でのお気に入りはコレだった。

信号機のような感じに並べてみました。

 「タイのビール」と言われて思い浮かぶのは、世代にもよるのだろうけれど、私にとっては「SINGHA」である。アルファベット表記に従うと「シンハ」と読んでしまうけれど、タイ語だと「シン」なのよね。
 今では「Chang(チャーン=象)」とか「Tiger(これはシンガポール由来)」とか「Leo」とかいろいろなメーカーの製品が店頭に並ぶけれど、私が初めてタイに旅行した頃には、ほぼ「SINGHA」一択だった。「Chang」は出始めで粗悪という印象もあって、「あんなのは体に悪いよ。飲んじゃダメ」なんて言われたこともある。

 SINGHAは1933年からということで、なんといっても伝統の重みから来る信頼感がある。だから、私がタイでボトルウォーターを買う時は、まずSINGHAの物を選ぶことが多い。

 私は「シンハ水」と呼んでおりまする

 そんなSINGHAが出している炭酸飲料が、今回の旅でガンガン飲んでいた「レモンソーダシリーズ」。

 緑の缶は「レモン&梅」。

 
 梅の風味が強く、あまりレモン感は無い。
 梅シロップソーダみたいな感じで、飲みやすく、これを一番多く飲んでいた。

 黄色の缶は「レモン」。


 「レモンソーダ」という点では、これが一番ベーシックな味。緑の次に飲んでいた量が多かった。

 赤い缶は「レッドレモン」。


 「レッドレモン」とはいうのだけれど、なんか甘みが強く、レモン以外の柑橘類の風味を感じた。
 個人的には合わなくて、3種類の中では最下位。

 もちろん、コーラやらスプライトやらSchweppesやらの炭酸飲料も飲んてはいたのだけれど、「0カロリー」という殺し文句もあり、上記「レモンソーダシリーズ」を飲む回数が最終的には多くなった。
 330ml入りは飲み切るのにちょうどよいくらいの量だしね。

ある日の冷蔵庫内。帰国が近付いていたので飲んで減らしてるところ

 毎日結構な量を飲んでいたので、部屋のゴミ箱には空き缶が何本も入ってたから、ルームメークのおばちゃんに「どんだけ缶ジュースばっか飲んどるんじゃ、この部屋の外人は」とかって思われていたんだろうな。

 SINGHAのレモンソーダシリーズ、結構気に入ったので日本でも売ってくれるといいんだけどねえ。
 エキゾチック感だけでは競争力に欠けるから、あり得ないんだろうなあ。
 セレクトショップとかでなんとか扱ってくれないもんかしら。


 そういえば、限定デザインの缶ビールとかもあって、獅子のマークに弱い当方買ってしまいました。

御獅子が赤いのです
 
 未開封で持ち帰って自宅で飲みたかったけど、液体物の取り扱いが面倒なので、現地で飲んで、缶だけ持ち帰りました。




2023年11月28日火曜日

通信回線の確保は欠かせないよね


 旅先で通信回線を確保するにはどうするかについてのお話。

 海外旅行においては、スマホ経由で手に入れる情報って、ある意味生命線。
 航空便の予約情報やらホテルの手配書やら、今回は一切印刷したものを持っていかなかったから、「ネットに繋がっている必要性」は極めて高かった。
 それに、何か災害や政変等があったら、本当に生命線になることもありうるし。

 一昔前なら「会話帳」とかも持参していたけれど、最近ならスマホがあれば言葉の面でも事足りる。
 何かあった時繋がる通信回線の確保は必須である。
 以前、日付を間違えて、搭乗するはずだった飛行機に乗り損ねた時になんとか対応出来たのは現地キャリアのSIMを挿したモバイルルーターとiPod touchがあったからこそ(iPhoneは電池の残りが少なくて温存していた)。
 なので、通信回線の確保には毎回気を遣ってきた。


 今回は、こんな布陣にした。

  ①ahamo
  ②AIS NET SIM

 以下、雑感。

 ①ahamo
 毎月容量を使い切れず持て余し気味だった旧「ギガホ」から、同じdocomoの「ahamo」に乗り換えていた。
 普段はあまり使わないiPhoneに挿していて、実をいうと今でも容量は使い切れていない。
 本当ならば「irumo」等のもっと小容量のプランに乗り換えてもよいのだろうけれど、ahamoの場合特に手続き等が不要でそのまま海外でも使えるという利点もあるので継続していた。
 とは言うものの新型コロナウイルス感染症の世界的流行もあってなかなか海外旅行に行く機会もなかったけれど、やっとこさ今回の旅で実際に国際ローミングを体験することが出来た。

 初日の関西空港からバンコクのホテルまでは落ち着いてSIMを入れ換えられる環境にないため、普段使っているiPhone 8 plusに挿したままとし、追々Pixel6へ移して使った。
 タイでは、Trueのネットワークに繋がっていて、Pixel6でスピードテストしてみたところ、最高で下り122Mbpsと想像以上に高速で驚いた。

適切なテストにならないので、VPNは作動させてません。

 国際ローミングということもあって反応速度(=ping値)が遅いのは致し方ないけれど、4Gで120Mbpsも出ていれば不満は無い。そもそも旅先で、そんなにスピード要らないし。
 12年前も同じようなことしてたのだが、iPhone3GSにTOTの3G回線を使ったMVNO(確かi KOOLとかいう会社)のSIMを挿して、下り0.8Mbpsが出て喜んでいた時の約150倍の速度! びっくりである。
 技術の進歩と、12年の時の流れを実感しますな。

 なお、スワンナプーム国際空港で機内モードをOFFにして、設定画面で「ローミング」をONしたら、特に何もしなくても普通にTrueの電波を拾ってた。

 空港からタクシーでバンコク市内のホテルに向かう際、運転手さんが「ホテルの場所が分からん。ホテルに電話して。説明してもらうから」というのでGoogleマップで検索して表示された電話番号をタップしてみたら普通に発信。繋がって、運転手さんがホテルのフロントと話し、無事に場所を理解して移動できた。
 こんな具合で、通話も含めて、国際ローミング出来ると楽ちんですな。
 タイでの国内通話扱いになるのか、日本経由の国際電話扱いになるのかは分からないので、来月の請求内容がどうなるか興味深いところであるけれど。


 ②AIS NET SIM
 こちらは、事前にAmazonで仕入れておいたタイの現地キャリアのSIM。
 ちょっと前まではスワンナプーム国際空港に着いてから、空港内の現地通信会社のカウンターでSIMを購入、その後装着・設定してから使っていた。
 しかし、到着客が集中する時は随分と順番待ちしなければならず、時間が掛かる時もあって難儀をした。

 その後、Amazonで現地キャリアのSIMが手に入る事を知り、前々回位からは先に日本国内でSIMを買っておき、現地に着いたら差し替えて設定するようになった。

 ということで、今回もそのようにした。
 いろいろとSIMの種類を選べるのだが、専用のアプリの使い勝手も良いので、タイ国内大手のAIS社の物を選択した。

 余談だけれど、タイの携帯電話キャリア(MNO/日本におけるdocomoやauやソフトバンクに相当)は、ちょいと前までは最大手の「AIS」、2番手の「True」、3番手の「DTAC」の3社があったのだけれど、今は「True」と「DTAC」が合併して最大手になっているとのこと。
 でも、Amazonとかで探してみるとTrueもDTACも別々のSIMを売ってたりするので、よくわからん。
 ちなみに今でも時々話題になるタイの政治家タクシン・チナワット氏が立ち上げたのが「AIS」社。
 


SIMの左上の白いシールには、本来いろいろと表示されてますが、消してます。

 「ネット通信無制限」とかって事で販売されているが、ことはそれ程単純ではなく「使用開始後7日間は、通信としては30GBまでは最高速度15Mbpsで、30GBを超えると最高速度1Mbpsとなる」というタイプ。
 要は「ahamo」とかと同じですな(ahamoの場合は20GB/月で、通信量が月内に20GBを超えると最高速度が1Mbpsに制限される)。

 通話もパックになっていて、こちらは「使用開始後、50分/5日間の国内通話料金が含まれる」というもの。
 基本的に、滞在中タイ人相手に電話をかけることはまず無いが、同行者と連絡する時に電話をかけることはあるので通話が出来るのならそれに越したことはない(当方、LINEを本格的に導入していないのでLINE通話とかはしない)。

 こちらは滞在中メインで使うスマホに装着した。

右側のSIMの「①②C」は「1-2-CALL」のこと。
AISのプリペイドプランのブランド名ですね。

 物理SIM2枚刺しの機種なので、国内ではメインのYmobileとサブのIIJを使っているのだけれど、タイではサブの方と差し替えて使うことにした。

「スピードは下り15Mbpsまでのベストエフォート」なので、納得の結果です。

 使い始めにバンコクで測ってみたら34.5Mbpsとか出たのだけれど、パタヤに移動してからは概ね12〜15Mbps位だった。SIM付帯の契約パッケージ内容からすれば、まあ、妥当な数字か。
 こちらもping値が悪いけれど、これはテストに用いるサーバーが日本にあるからだろうな。となると、①の結果もそうかも。
 とはいえping値が悪くても、シビアなネットゲームをする訳でもないし、実使用には問題は感じない。


 Kindleで電子書籍を随時ダウンロードしたり、Webをさまよう分には問題はなく、30GBの容量も使い切れなかった。
 癪に障ったのでインストールしてあるアプリのアップデートとかもしてみたけど、最終的には

この「myAIS」というアプリが便利なんですよね。

 10GB少々の利用で終わった。
 通話の1分は、同行者との電話連絡の際の利用。

 なお、本来ならば「このSIMの寿命」は2023年12月16日(=使用開始日の1ヶ月後)までなのだけれど、「トップアップ」という当該SIMの「電話番号」にお金をチャージするシステムがあり、この場合だと100バーツチャージしたことで2024年1月15日までの約1ヶ月間を延長できていることになる。
 いろいろなチャージのやり方はあるのだけれど、今回はショッピングモールにあるキャリアショップの店頭にあるATMのような端末からチャージした。

こういう機械が店頭にあります。


チャージ完了した画面ですね

 お金の「入れ物」である「SIM」があって、適切な「プラン(=パッケージ)」を選びながら使うという仕組み。
 こういう仕組みが、タイのプリペイドSIMの面白いところである。

 昔は細々と得た情報に基づいて、スマホ等からコマンドを打ち込んでプランを選択して使っていたけれど、今は前記した「myAIS」アプリからわかりやすく使うことが出来る。便利になったもんですな。


 ということで、今回は合計3台のスマホに2枚のSIMを使って、普段日本にいる時とあまり変わらないようなモバイルネットワークを使うことが出来た。
 普通の人なら、ahamoがシームレスに海外でも使うことが出来て便利だと思う。

 モバイル通信さえ確保出来れば、あとは、なんとでもなる。
 日本への音声通話も、例えばIP電話の「050plus」等を上手に使えばお値打ちにかけられたりするし。

 昨日の記事で書いたようなことも、通信回線を確保すればこそ出来るのだし。

 大袈裟に「ノマドワーカー」だの何だの称えなくても、普通の人でも日本国内で普段している行為とあまり変わらないような滞在をすることが出来るようになる。
 本当に便利な世の中になったものである。


2023年11月26日日曜日

国外からでも変わりなく


 ウチでは、PCを使ったテレビ・ラジオ等の録画環境として「Foltia ANIME LOCKER」を愛用している。

暇なく録画・録音し続けてるので、未だアップデートしてないの…。(汗)


 番組改編時に、番組をシリーズ登録しておけば、以降定期的に録画してくれるので、単純にアニメ関連を録画するだけならば手間はあまり掛からない。

 問題は、放送の都度個別に予約してやらないとならない番組達である。
 最近はさすがに視聴機会的・容量的に無駄なので、滅多にアニメ以外のテレビ番組の個別録画はしないのだけれど、ラジオ番組は幅広く録画−いや、録音か−し続けていて、長期間家を留守にする時はこれが問題となるのだ。
 いや、まあ、録らなきゃいいんだけどねえ…。

「ココおき」とかはスケジュール予約出来るので、問題にはなりませんけどね。

 数日なら、出掛ける前にEPG(電子番組表)から録りたい番組の情報を開いて「予約する」をぽちぽちしていけば事足りるのだけれど、ちょうどよいタイミングで詳細なEPGを取得出来ない場合もある。
 そういう時は生成されたファイルのファイル名が番組名だけとかになり、後になって録った番組の中身が分かりづらくなってしまう(EPGによる詳細な情報がある場合、それも反映されたファイル名になり、分かりやすい)。
 なので、出来るだけ新鮮・詳細な番組情報を得ている状態で予約するのが望ましい。

 家にいる時なら容易いけれど、では、旅先などではどうするか?
 そもそも、家庭内LAN等で同一ネットワーク内に居ない状態だと、Foltia ANIME LOCKERの操作画面に入れないし…。


 幸いにしてウチで現在使用中のルーターはASUS社製であるため、設定さえしてやれば自前でVPN(仮想専用線接続)を構築することが出来る。

 要は出先からでも、モバイル回線から宅内のネットワークに入って、あたかも家の中でWi-Fiに繋がっているように振る舞うことが出来、なのでFoltia Anime LOCKERで予約追加等の処置を普通に行なうことが可能になるという訳だ。

いろいろとVPNサービスもあるけれど、ウチでは「OpenVPN」を使ってます。

 ということで、出発当日の早朝(午前3時過ぎ!)にせっせとルーターの設定画面から必要な処置をして、その後スマホにアプリをインストール。接続テストで無事に動作していることを確認して眠りに就いた。

 約24時間後、バンコクのお宿で接続アプリを立ち上げてWebブラウザでFoltia ANIME LOCKERのアドレスを叩くと、無事にアクセスすることが出来た。
 その後は、毎日アクセスして、ちゃんと録画(録音)出来ているかの確認と、翌日の分の予約をし続けた。
 ということで、国外からもいつもと変わらずに、必要な対応は出来て一安心。
 なんならば、出先から録画・録音したものの視聴も出来るのだけれど、そこまでする必要もないので…。

 過去、国内旅行中には同様の事をやっていたので、可能ということは分かってはいたけれど、実際に国外からアクセスすることが出来たので経験を増やせてよかった。



 クセの強いところもあるFoltia ANIME LOCKERだけれど、やっぱり便利ではありますな。

 夏前までは2台体制だったのだけれど、酷使し過ぎたせいか1台は、現在、運用停止中。
 今後の「響け! ユーフォニアム」第3期放送に向け、年内の復旧を急ぎますかな。
 Amazonのブラックフライデーセールもやっていることだし、必要な物を買い込むかねえ…。