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2021年7月6日火曜日

「フルービー」って便利よね


☆彡 本日の記事の画像は、公開時の映画館での掲示を自分で撮影したもの以外は、いずれもショップ公式サイトのスクリーンショットからの加工引用です。その旨を御承知おきいただき、取り扱いには御注意下さいますように。★彡

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 知っている人は知っているショップなのですが「
フルービー(Froovie)」というネットショップがありまして、松竹直営で映画関連のグッズの通販とかをやってます。

サイトのスクショから、ショップロゴの部分のみ切り出してます

 「上映終了後に相当の時間が経っていて更に品切れ状態」の物はどうにもなりませんが、「現在上映中」とか、「この前まで上映していた」というような作品ならば、結構品物が残っていて、買い逃した物を手に入れることも出来ます。

重要な描き下ろしマンガが収録されているので、品切れに出来ないのかも

 昨日の記事の最後の方で「自分は買えたけれど、パンフレットが売り切れで品切れ」と書いていた「ARIA the CREPSECORO」のパンフレットも、まだ入手出来るようです。

 一瞬「買うか!」と思ったのですが、まあ、ウチには既に2冊あるので、思い止まりました。ふう。


 本題はここからなのですが、「ARIA the CREPSECORO」のBlu-ray&DVDが来たる8月18日に発売されるので、「いい加減手配しなくては」と思い、改めて作品の公式サイトを見てました。

 店舗特典の観点から、当方の選択は「楽天ブックス」と「フルービー」になりました。
 楽天ブックスは「アクリルスタンド」が先着で付属するのと貯まっているポイントもあることが決め手。

この絵をアクリルスタンドにしたみたいですね

 絶対に卓上等に飾らない自信がありますが、パンフ・ポスター・公式サイト等で目にした「キーイメージ」がアクリルスタンドになっているのは良いですねえ。

 「フルービー」は「絵コンテ集が付く」と言うのが決定的です。
 「作り手がどう考えて、『あの絵(シーン)』になったのか」を考える時には、絵コンテは欠かせませんものね。
 遅れて来たファンですが、これからもこの作品は何度も観ることでしょうから、参考資料は手に入れておきたいと思いまして。

あああああ。決済……。

 「まあ、少ないけど夏ボーナスも出たしねえ。ほら、予備も押さえておかないと!」ということで、半泣きで2つ買っておきました。
 この「予備」という発想がお財布には良くない訳ですが、半分「職業病」なもので…。


 ということで、「松竹が配給した作品ならば公式通販の『フルービー』は便利だよ」というお話でした。



P.S. 
 松竹が配給しているので、劇場版の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの商品も若干あります。
 「『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』のパンフレット、増刷してもらえませんかね」と切に希望していますが、それは、京アニさんに要望することか…。
 テレビシリーズもしくは外伝の周年記念の時にでも、是非!


2021年7月5日月曜日

【在庫放出記事】ラスト5分の圧巻「ARIA the CREPSECORO」


 1度記事を投稿すると、なんと言いますか「投稿したい」意欲が出てきます。
 せっかくなので、次にモチベーションが下がるまで、溜め込んだ在庫を織り交ぜて放出したいと思います。

 ということで、今回は本来ならば3月に投稿するはずだった記事です。
 なんかねえ、記事をまとめても、投稿のタイミングを逸すると、次のきっかけが無いと、お蔵入りなんですよね…。

 なお、記事の中で「主題歌のCD、取り込まなくっちゃ」といってますが、既に取り込んでガンガン聴いています。今では欠かせない1曲です。

 あと、暇を見つけてはシネコンへ通って、結局3回本作を鑑賞してます。
 6月上旬までやってた立川のシネマシティでの上映も、行きたかったなあ。新型コロナウイルス感染症が流行してなければ、行っていたはずでした。残念です。

 それにしても、3か月の時の流れは速いですね。

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 天野こずえ先生というと、ずっと昔に読んだ「放課後不思議倶楽部」しか知らなくって。なので、「ARIA」シリーズは触れたことがありませんでした。

いつものように、激しく加工しているので色味は現物とは異なります

 長く続いたシリーズには、どうしても一見さんには辛いものがあって、なかなか分かりづらいんですよね。本作も、冒頭からラスト前まで「んー。?」と思ってました。見始めた最初の方では「あー、1時間持つかな」とかって、正直思いましたもの。
 でも、ラスト前5分の展開はすごかった。セリフが沁みる沁みる。
 「人として生きる以上、誰もが思うこと-迷い・悩み・苦しさ-」と「誰かを大切に想う優しさ」を正面から取り上げているからかな。本作を見るまで全く縁がなかった当方でさえも涙腺が弛んだから、作品に込められたメッセージの力が凄いのだと思います。


 あと、本作も音楽が凄く良い。
 挿入歌の「コッコロ」と「パルカローレ」、とてもとても良かったです。
 当方はこの映画から入ったので、アリスちゃんとアテナ先輩が2人で歌うバージョンの印象が強くなってしまい、アテナ先輩が単独で歌っている、これまでのアニメ作品のサントラ盤とかのものだと、ちょっと物足りないんですけどね。

 劇伴は「聲の形」「リズと青い鳥」で音楽を担当された牛尾幸輔さんだったのね。なるほど。そりゃ、良いはずですね
 どこかで聞いたことのあるような旋律があった気がするけれど、あれは「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲からのイメージ(アレンジ)なのかな?
 それにしても、挿入歌含めた、サントラが欲しいですね。

 劇伴も良かったのですが、安野希世乃が歌うテーマ曲・エンディング曲が共に秀逸です。
 オープニング曲「フェリチータ」は、「これは、見なくては」と思わせた予告編で流れていたもの。澄んだ歌声と、少しミステリアスな歌詞・旋律の冒頭が素敵です。「最終的には『優しい』雰囲気にまとまる」ところが、作品にも合っていますね。

 エンディング曲「echoes」の出来の良さも、ラスト~エンドロールの感動を増している気がしました。少しずつ登場人物達が増えていく映像と相まって、涙腺が緩みます。

 純粋に歌を聴いて心が動くのはひさしぶり。
 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の「未来の人へ」も心に響く1曲だったけれど、あれは本編・製作の背景との関係性もあるからなあ…。
 「echoes」は、この1曲だけを映画と切り離して聞かされても「いい曲・歌だなあ」と惚れ込む気がします。歌詞に込められた想いの深さが素晴らしい。
両方買ったけど実用しているのは「KIYONO盤」の方

 東山奈央がコーラスで加わるのですが、なんですかねえ、この多幸感は…。「意志を持ったエコー(※)」のように聞こえて来ます。
 なんと言いますか「信頼出来る相棒感」がいや増して、そして作品の内容に更にフィードバックされていくような、ループを感じます。

 CDから取り込んで、ちゃんと聴くのが楽しみです。この週末にやろっと。


 上映後、ショップで「プリンセス・プリンシパル」のアクリルチャームを買っていたら、店員さんに問い合わせている人のお話が聞こえてきました。

 「パンフ、売り切れなんですか?」
 「ええ。申し訳ありません。本日分というか、初回分として60(!)入れてたのですが、もう売り切れてしまいまして…」
 「今後はどうなるんですか?」
 「これから、発注するので、入荷はするとは思うんですが、いつになるかはちょっとなんとも言えません…」
 「そうですか…」

 とても残念そうなお客さんの声を聞いていて、「あー、良かった」と安心すると共に「ごめんなさい」と思わなくもありませんでした。
 実をいうと、今朝1本目の映画と2本目の本作との間の感覚が結構短くて、「わー、上映が始まっちゃうよ」と焦りつつもショップでパンフレットを買っていたのです、私。それも制限上限の2部。
 なものですから、にわかファンの当方が買ってしまっていることに、少し罪悪感を感じておりました。


 最近は販路もいろいろあるので、書籍とかは買い逃しても何とかなることも多いですよね。
 でも、重版とかが難しい映画のパンフレットとかだと、買い逃すと致命的になったりすることもありますよね。
 上映期間の内に、なんとか再入荷が間に合ってくれれば良いのですか。

 そう言えば自分自身も、かつて「きみの声を届けたい」の時に、「予備がもう一部欲しいな」と思って、二度目の鑑賞の時にショップに寄ったら売り切れだったなあ。
 幸い三回目の時に再入荷していたのに巡り会ったから、無事に予備を手に入れられたけれど。「きみこえ」は新人声優ばかりだし、販売のことを考えると仕入れる方も悩んだんでしょうね。
 でも、本作には固定ファンも多いだろうし、60部はちょっと少な過ぎるんじゃないのかしら? 今日は封切り日とは言え平日の金曜日で人が少ないけれど、この週末(土・日)の観客数を想像するに、「品切れ」では機会の利益を逸する気がしますねえ。


※:「エコー」は、そもそもギリシャ神話の妖精「エコー」に由来するので、本来は意志を持っているのですけれど。単なる反響音ではありません。