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2020年10月1日木曜日

これは個人的に大当たり!「宇宙でいちばんあかるい屋根」


 今日(2020年9月25日)は、1日休暇を取りました。
 午前中に持病関連の通院を2連発こなして、午後は映画三昧を目論んだのです。

 「どうせなら大きなシアター(スクリーン)で観たいから」と「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の上映回を絞り込んだら、気になっていた「宇宙でいちばんあかるい屋根」が観れそうな感じ。
 確か、いつものシネコンでは、来週の木曜(2020年10月1日)で上映終了なので、観られるのならば観ておきたい。サクッと、ネットからチケットを購入しました。

 以下、いつものように、取り留めもなく綴っていきます。
 そこはかとなくネタバレがあるので、「今は知りたくない」という方は、作品をご覧になった後で、また後日お読みくださいまし。

 書いている内にどんどん伸びたので、今回の記事は少し長めです。

 何も無しでは寂しいので、公式さん(https://uchu-ichi.jp/)のスクショを貼っておきます。

 せっかくなので、「クラゲ水槽」の方です。



 感想記事を投稿する時には、いつも、シネコンに掲示されているポスターなんかの画像を貼っているのですが、本作の場合見つられず、撮影出来なかったのです。
 あれかな、新型コロナウイルスのせいで、上映スケジュールがグチャグチャなので、普段なら掲示されるのが、出来ないのかしら?


【配役、良かったです】


 「主演が清原果耶」という予備知識しかなかったので、期待も何もなく、「観とかなくっちゃ」という思いで見始めたのですが、これが、大変面白かった。
 どうでもいいのですが、当方、どうやら「清野菜名」と勘違いしていたようでした。まあ、年齢的に、清野菜名では、ちょっと中学3年生役はきついかな?

 中学3年生といわれれば「うん、そうですね!」と思えたので、ヒロインは清原果耶でバッチリ。
 芦田愛菜では、いろいろと整いすぎていて現実味がないけれど、清原果耶は現実にいそうなヒロインっぷりなので、よかったっすよ。

 「背景になんやかんやある思春期真っ盛りのヒロインが、放課後に通っている書道教室のビルの屋上で出会った謎の老婆と交流していく内に、精神的に一回り大人に成長する」という、まあ、よくあるお話。
 「ほほう」と思って調べたら、原作者は児童文学方面の著書もある方なんですね。それに、そもそも、原作の最初の出版はポプラ社か。だから、少しだけほろ苦くて、けれど、より良い未来を目指すっぽい、どちらかというと中高生向けと感じる、ほんわりとしたストーリーなんだろうな。

 桃井かおりの味のある演技が「星ばあ」に実に妙な雰囲気を持たせていて、清原果耶演じるヒロイン・つばめの「思春期+バックグラウンド由来の暗い感情」を、優しく受け止めています。決して、急かしたりどやしたりせず、じわりと誘導して影響を与えるってのは良いですね。口は悪いけど。
 個人的に桃井かおりは「不思議な魅力を感じるけれど、生々しくて何か落ち着かない」と思っていたけれど、歳をとって少し枯れてきたからか、本作の老婆役はなんだか素直に見られました。
 この作品についてならば、作品の深さの65%は桃井かおりが支えていると思いますね。それくらい見ていて味わいのある演技でした。

 ヒロインのお父さん役の吉岡秀隆・お母さん役の坂井真紀も、落ち着いた演技で、ヒロインを支えていました。この2人がいるから、ヒロインの悩み苦しんでいる姿に説得力がでるのだと思います。

 ヒロイン・つばめが片想いしているお向かいのお兄さんの伊藤健太郎は、「今日から俺は!」で主役コンビの片割れをやってた子ですね。
 どうでも良いですが、職場の後輩男子がほぼレプリカ状態にそっくりなので、画面を見ていて、なんというか落ち着きませんでした。肌が白いか焦げ茶色かの違いだけで、ホント、そっくりなんですよ。

 書道教室の牛山先生役の山中崇といい、全般的に当方の好みの配役で、個人的には「上手くハマってる映画だな」と感心しました。


【こんなに違うの?】


 あまりにも感心したので、帰宅して、即、原作を購入。冒頭をほんの少しだけ読んだら寝落ちしたようです。
 翌朝、目覚めてから一気に読み切りました。

 そこで理解したのですが、映画は、原作小説ををかなり変えているのですね。エピソードの順番を変えたり、強化してみたり、付け足したり、と。
 個人的には、原作の方が、より淡々としていながらも深く、読後、爽やかに心に残ると感じました。

 ただ、決して改変が悪い訳ではなく、「1本の映画として纏めるためにはああいう形になる」ということなのでしょう。
 2時間の中で、インパクトのある山と谷を作らないといけないし、せっかくならばロマンスも取り入れたいでしょうからね。
 そのためには、思春期っぽい両親とのキツメの対立も盛り込む必要もあるし、ご近所のトオル君と一緒に臙脂色の瓦屋根を探す必要もありますね。映画で付加された、「つばめの傷心を強く表す、東京の産みの母親を訪ねた帰り道のシーン」は、印象に残りました。

 ただ、マコトくんの飲酒謹慎とかは無理して入れることもなかったのかもしれません。それと絡めれば、冒頭の「クソ○ッチ 裏掲示板騒動」も要らないかな。
 そんなの無くても、物語はちゃんと進展するし結末も来る-だって、原作はそうなんです-のだから。
 行間を読み、空気を読む。枯淡の域に進みつつある当方は、そう思いますね。

 あと、映画だと、星ばあがつばめの妹に生まれ変わるような示唆があるのですが、あれはちょっと…。
 「しっかり面倒見て、かわいがるよ」と言っていたつばめの妹の中身が星ばあってのは、ねえ。星ばあが亡くなって、そのまま消滅-人生なんてそんなもの-となるよりは希望が無くはないけれど。
 まあ、考えようによっては、そこから、新しいつばめと星ばあの物語が始まるというのも、あるいは興味深いのかもしれませんけれど。

 ということで、淡々と積んでいく原作と、メリハリの効いた映画。
 どちらもとても面白いです。
 映画を見た後で原作を読むのも良いし、既に原作を読んでいる人が映画を見ても良いと思います。


【主題歌・音楽もすごく良いんです】


 映画の最後に主題歌(「今とあの頃の僕ら」)が流れるのですが、これが凄く良いのです。
 これを歌っているのも主役の清原果耶なのですね。うーん、すごい才能だ。
 最近は、上白石萌音といい、森七菜といい、若くて可愛らしくて、演技も上手くて、その上歌も上手な女優さんが多いよねえ。
 YouTubeでミュージックビデオが視聴出来るので、是非どうぞ。

  清原果耶 - 1st Single「今とあの頃の僕ら 」(Music Video)
  https://youtu.be/UHgsxKnhSKs

 MVは、映画本編と連動しているので、そこはかとなく映画の雰囲気も感じることが出来ますね。
 「つばめと星ばあのお別れのシーン」とかも流れるのですが、3分41秒辺りの桃井かおり、ホントに良い表情なんです。

 映画内では中学生らしい「前髪パッツン」だったのですが、MVの中ではちょっと大人っぽくって、なんか (長澤まさみ+松下奈緒)÷2 みたいに見えなくもない気がします。

 当方は「あ、これ、買っとかなくっちゃ」と思って、即、CDポチりました。
 どうせ買うのならば、ここは、件のMVが収録されたおまけディスクの付く初回盤ですよね。

 そうそう、本作は劇伴音楽も素晴らしいのです。
 映画が始まった直後からの、浮游感のあるギターのインストルメンタルが心地良いです。
 画面は住宅街の上空を漂うように、つばめの家へと進んでいくのですが、音楽と相まって、観ている自分がクラゲにぶらさがって漂っているように感じました。

 音楽を担当されたのは大間々昂さん。自分好みのアニメでは「城下町のダンデライオン」の音楽を担当されていたようですね。
 あれ、最近AT-Xでやったような気がするな…。録画データ探してみようかな。本放送時の録画データもあるはずだけど。
 Wikipediaで経歴を見たのですが、大間々さんはギタリストでもあるそうで、それが本作冒頭の漂うような劇伴に繋がっているのでしょうか。

 それにしても、サントラが欲しいですねえ。でも、単体では発売されないんだろうなあ。


【おお、クラネタリウムだ】


 作中で「星ばあ」がヒロインに連れて行ってもらう、水族館のクラゲの水槽。
 「あれ? これはどう見ても新潟県の鶴岡市立加茂水族館のクラゲ水槽のうちの一つなんだけど」と思っていたら、やっぱりそうでした。
 「星ばあ」の心の中が少しだけ見える大切なシーンなのですが、加茂水族館へ行くのって大変ですよねえ? ロケも大変だなあ。
 でも、その効果がバッチリ出ていて、とても良い映像、そして良いシーンになっていました。

 ここまで、さも、行ったことがあるかのような書きっぷりですが、当方未だ訪れたことがありません。(汗)
 横は何度か通っているのですが、何処かへ行く途中だったり、逆に帰り道だったりで、なかなかタイミングが合わなくって。


【本の表紙のこと】

 全部、Amazonのスクショで、申し訳ないのですが。

 写真撮るのが面倒なのと、手元に無い品物もあるので御勘弁を。

 ↓これは↓自分も買った、Kindle版の表紙。



 個人的には今のKindle版の表紙ではさっぱりし過ぎなので、文庫本版の↓コレが↓良いです。


 「星ばあ」がキックボードで空を飛ぶというところよりも、やっぱりクラゲのイメージの方が適切な気がするかな。

 なんとなく思春期を感じさせる↓単行本版↓

 も、結構良いですよねえ。


【ラスト1】

 最初は期待していなかったのでパンフレットのことなんて念頭になかったけれど、見終わったら欲しくなって売店に行ってみました。しかし「完売」の二文字が…。
 諦めきれなかったので、近場で上映している所を探すと「イオンシネマ大高」がありました。「いつものシネコンよりは集客も大きいし、それなりに在庫あるやろ」と思って、帰途に寄ってみました。

 見本棚にパンフレットを見つけ、「これを下さい」と店員さんにお願いしたら、なんと「見本品が最後の一点になります」とのこと。


 幸いビニール袋でカバーされていて、客に直接触られていないし、ラスト一点ということならばやむを得ないということで買ってきました。
 最近は新型コロナウイルスの影響で上映のスケジュールも入り組んでいて短いし、売り切れる程度の数量というのは適正在庫ではあるのでしょうけれど、買う側からすれば、もう少し多めに仕入れておいてほしいなと思いますね。

 そういえば、いつものシネコンでは「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のパンフレットも完売になってましたね。
 ロングランした「君の名は」「天気の子」は、上映期間中に別バージョンのパンフレットも出しましたけど、「ヴァイオレット~」ではそこまではいけないかな(※)。
 「欲しい時に欲しかった人の手に行き渡らない」って、作品にとっても、相当な「機会のロス」だと思うのですけれど。

※:公式ツイッターによれば「増刷対応中」だそうです。
 ついでに、松竹の公式通販サイトで劇場パンフも買えるんですね。最近、知りました。
 上の方で書いた、いつものシネコンでは品切れ中だった「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のパンフも、手に入るようでした。



【予告編を観る限りでは】


 ヒロイン・つばめを演じた清原果耶は、この後公開になるアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」でヒロインの声を当てているんですね。
 「ジョゼと~」は昔実写映画化されています。個人的には、ヒロインを演じた池脇千鶴が一時的に失速した原因だと思っているので、良い印象が無いタイトルなのです。そもそも田辺聖子先生の小説とか、好きじゃないしねえ。
 でも、今回のアニメ映画の予告編を観る限りにおいては、そんなに悪くはなさそう。清原果耶も、結構上手に当てているように思えました。昨年の今頃にみた「HELLO WORLD」の浜辺美波とは、随分違うように感じました。
 割引クーポンも溜まっているし、観に行ってみようかな。

 そうそう、今秋の映画としては、実写版「とんかつDJアゲ太郎」も個人的に興味深いっすよ。程良く控え目なナンセンス作品って、好きなんです。「結果も出しているし、間違ってはいないんだけど、何か斜め上な発想」って、好きなんですよねえ。
 最近読んだ中では「パリピ孔明」が「とんかつDJアゲ太郎」に近いかな。このマンガもオススメです。kindle版の3巻が待ち遠しいです。

2020年9月27日日曜日

これが答えなのですね?「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観てきました。
 封切りの日と今日(2020年9月25日)で、合わせて2回です。

 本当は、封切りの日にまずは感想を書いておきたかったのですが、どうしてもうまくまとめられなくて。
 2回目を観終えて、少しだけ落ち着いたので、ちょっぴりですが書いています。 
 そのため、いつも以上にまとまりがありません。




【まとまりの無い感想ですが…】

 考えないようにしているけれど、やっぱり、考えてしまう。
 「今の京都アニメーションの答えがこれなんだろうな」と。

 「作品の解釈に時代性・話題性を持ち込むのは、あまりよくない」と学生の頃に教わったけれど、なんといっても、この作品の作り手達は「当事者」なのだから。
 どうしても様々なことを投影してしまいます。


 作品の存在自体は、KAエスマ文庫での刊行開始の頃から知っていて、かなり早期に書籍(原作ですね)も買っていました。
 買いはしたものの、私「ハッピーエンド至上主義者」ですから、悲しい物語っぽいこともあって読みませんでしたし、その後のテレビ版も観てはいませんでした。Blu-rayも買ってはいないんですよね。録画データは、家のどこかに有るはずですけれども。

 そんな訳で、自分は昨年観た「外伝」からの組なのですけれど、あれも実をいうと「寿美菜子さんが、ゲストヒロイン役で出演しているから」というのが、鑑賞に出かけた理由の内のそこそこの部分を占めていまして…。
 あの「外伝」は、もちろん、全体を貫く「イザベラとテイラーの『姉妹の物語』」も良いのですが、前半の全寮制上流階級向け女学院でのお話も大変良かった。まるで姫騎士のようにイザベラを守り導くヴァイオレットの姿、それはそれは美しかった。
 前半クライマックスの舞踏会デビューのシーンは、見惚れたことを思い出します。

 
 話が逸れてしまいましたね。
 本作は、一応、主たる物語に決着をつけるもので、本来ならば、テレビシリーズ完結後に適切なタイミングで製作・上映されるべきものであったと思います。そうすれば、もっともっと感動は大きかったのかもしれません。
 でも、諸々の事情から、少し間が開いてしまった。
 しかし、それによって、むしろ、独立した1本の映画としても、含まれるメッセージが広がり、強まったのではないかと思います。



 あらすじは、公式(http://violet-evergarden.jp/)等で御覧いただきたいのですが、突き詰めれば、本作の主題は、
 

 具体的に表現しなければ、明確には伝わらない。
 伝えたいと思わなければ、伝えられない。
 伝えたいと思った時に伝えないと、手遅れになってしまうことも多い。後悔したくなければ、時を逃さずに伝えなさい。


 ということになるのではないかと思います。
 ちょうど、ユリス少年とのやりとりで触れられた内容です。

 いろんな作品で何度も使われた主題なので、改めて新鮮な驚きのある物語ではないのです。
 しかし、丁寧に積み重ねたことによって、心に染みるものになったのではないかなと思います。

 あの時に「少佐」が伝えてくれた「想い」の意味を知るために重ねた日々、そして、「ヴァイオレット自身が『変わった』ことの価値・意味」の大きさ。

 彼女がゴールに辿り着くことを支えた「一途に想う心の美しさ・気高さ」も、観る者の胸を打ちます。
 


 残念ながら、途中から観ている人なので、これ以上細かにどうのこうの言うことは出来ないのです。

 うん、とても良い映画でした。
 ベタな感想ですけれど。


 これでは感想文以下ですけれど、最初から最後-エンドロール、エンディングテーマ曲-まで、すべてが渾身のメッセージであるものを、サラサラと綴って伝えられるものではありませんから、致し方ありません。
 それに、枝葉末節をいじくりまわしてみたとて何にもならない。それくらいの出来上がりだと思うので、現時点ではこれ以上書くことがないのです。



【「客の入り」のこと】

 封切りの日はすごい人出で、久しぶりに映画館が賑わう所を見ました。
 それに比べて、2回目の今回(2020年9月25日)は、公開2週目に入った平日、しかも、中途半端な時刻の上映だったからか、客数が少なかったです。どう大きく見積もっても、50人まではいかないような。
 大きなシアターが割り当てられていたので、客の少なさが尚更感じられてしまいました。

 基本的には、「どの映画も、すべて映画館の大きなスクリーンで観るべき」と思いますが、そうはいっても各人の時間やら場所やらの都合もあるので、実際に見ることのできる映画は限られますね。
 でも、本作は絶対に映画館で観ておくべきです。これは、自宅のテレビで見て「良し」とすべきものではありません。様々な「水のシーン」の美しさは、絶対的な大画面で観ておかないと、もったいないですよ。


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【越えられない先人の壁?】

 不謹慎かもしれませんが、 美少女-保護-育成-成長-思慕 という流れを見て、私の脳裏には「源氏物語」のヒロイン「紫の上」が浮かびました。
 「育成」という概念に1000年も前に到達していた紫式部の恐るべき慧眼に、驚嘆して言葉をなくしてもいます。(←大袈裟)

 え?「お前は、何を言っているんだ?」ですって? 本作を見れば、分かりますよ。
 あれだけ慕ってもらえるのなら、少佐も、本望でしょう。
 という訳で、この点でも、是非是非「劇場へゴー!」ですよ。


【KAエスマ文庫って難しいよね】

 ところで、「本家・京アニショップなら買えるだろうから、余裕っしょ」と思っていたのですが、当の京アニショップでも「外伝」以外の原作本が在庫切れなのですね。
 うーん、イロの付け方に疑問を感じたので、今回は転売屋さん達からは買いません。その内に、補充されるのを待ちます。
 それにしても、劇場版が公開されるのですから、もう少し在庫を潤沢にしておいて欲しかったですねえ。
 
 「KAエスマ文庫」は取扱店も限られるし、そもそも部数刷らなさそうだし、なかなか難しいですね。少し前の作品だと、古本でしか手に入らないんですよね。

 今回、ちょっと欲しい物があったので京アニショップの通販を使ったのですが、「ある時に買っておかなければ」ということで、「外伝」の他に「ロボット・ハート・アップデート」シリーズとかも買っておきました。

 でもなあ、「ロボット・ハート・アップデート」って、確か過去にも買っているような…。

 京アニショップのマイページで観てみると、2016年の購入が最初の履歴だったようですが、それ以降の全購入履歴を見てみても「ロボット・ハート・アップデートシリーズ」は見当たらないんです。他にも何点かKAエスマ文庫の本買ってるはずなんだけどなあ。アカウントが違うのかしら…?

 とりあえず、本格的に秋になり気候が良くなったら、在庫を発掘してみます。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の上下巻は、多分2セットはあると思います……。見つけたら、映画も観たことだし、そろそろ読んでみようかな。

 読まないと、どれくらい原作と差異があるか分からないし。
 差異が判明しないと、この作品に込められた京都アニメーションの意図が読み解けないでしょうからね…。