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2011年4月25日月曜日

窓側の時のお約束

 雲の上は、いつも青空。
 夜なら、星空。
 雲が雲である以上、それは、どこでも変わらない。


 窓側に席を取らなくなったのは、いつ頃からかしら。
 お天気が良くって窓の外の景色をのんびりと眺められる時は、ちょっと窓側に心惹かれるけれど、いつも晴れとは限らない。
 そうなると、楽な通路側に座るのが当たり前になってしまった。


 偶に窓側に席を取ると、もっぱら目の限界を探ることに興じている。
 海の上ならば、「船が見えるか」とか「波頭が見えるか」とかに没頭している。陸の上ならば、「車が識別出来るか」「街路灯が見えるか」とか。

 下らないけれど、やっていると、人間の目は案外高性能だということに気づかされて、面白いんだよ。


 今日の名古屋は、朝からとてもお天気が不安定だ。成田迄の便で飛び立つまでの中部国際空港も、どんよりとした曇り空の下だった。

 でも、一度舞い上がってしまえば、雲の上はいつも青空。

 今日は、珍しく窓側に席を取ったので、波頭と船を見ていた。