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2018年1月3日水曜日

「地上波初放送」、だってさ。

 「君の名は。」が地上波初登場だそうで、新聞のラテ欄に「2016年」と書かれているのを見ると、「ああ~。そうか、もう2年も前の話かー」とついつい思ってしまいますな。



 遠い昔のように思ってしまうものの、自分が映画館で観たりしてたのは、つい1年前位のことで、「2018-2016=2」という数字に錯覚しているだけな訳ですが。


 何分にもひねくれ者故、食わず嫌いで旬をすっかり過ぎた冬になって初めて観て、何だかんだいっても計5回観ましたねえ。

 普通の上映で2回、IMAX版で2回、シネマシティの極上音響上映で1回。いやー、お腹いっぱいです。



 「物語だから」というのは重々承知なのですが、それでも気になっていることがいくつかあります。

①手応えが違わなくない?
 つまり、「入れ替わりの時に、使ってるiPhoneが違うことに違和感を感じないものなのかしらん?」ということ。
 機種そのものが違うだろうし、入れてるアプリも、細かな設定も違う筈だし、そこのところで「んあ?」と思わないのかしら?
 まあ、「入れ替わってる」ということを明確に認識するまでは「夢」扱いだから些細な違和感はスルーされてるということなんだろうけれど。

②そんなに「ホールインワン」出来るもの?
 「それを言っちゃあ、おしまいでしょ?」とは思うのだけれど、地球上の同じような位置に隕石状の落下物があることが、起こり得るのかしら?
 いやー、あり得ないような確率っすよ?
 まあ、ゼロでない限りは起こり得ると言えなくもないですが。

③あの論文が気になって仕方がない
 ヒロイン・三葉達の暮らす糸守町は、岐阜県飛騨地方のどこかということになってるんですけど、湖のモデルそのものは諏訪湖みたいですね。「飛騨にしては、湖がデカいんだよなー」と思っていたのですが、そういうことならば、空からの俯瞰シーンのスケール感に納得できますな。飛騨地方とは、飛騨山脈越えればお隣さんといえなくもないし。
 勅使河原君が部室で見せる地学研究の資料に、一体何が書いてあるのがが気になっていたんだけど、やっとスチルでじっくり眺められそうで、それが楽しみです。小天体落下によるクレーターについては、諏訪湖と同じ長野県の伊那地方にある「御池山」を巡って論争がありますが、「クレーター」だと決定づけるには結構大変そうなので、例の論文が気になってまして…。

④あれ、向き違ってない?
 あ、あと、個人的には、高山本線の列車に乗り換えるために名古屋へ向かう時の新幹線の車内の描写が間違っている(※)ような気がしてならないんですけど、あれは、修正されているのか、それとも自分の思い過ごしだったのかが判明するのも興味深いです。


 まあ、そんなに気になるのなら、昨夏にたくさん買い込んだBlu-rayのどれかを開封して、再生してみればよかったんですが、いろんな荷物が積み上がり過ぎて、どれがどれだかわかんないんすよね。一度荷物を崩してしまうと、もう、元のようには戻せなくて、破綻するんですわ。

 そんな積み上げ過ぎた荷物のせいで、大変なことになっているんですけど、それについては、また次の機会にでも。

 いや、腐したり貶してる訳ではないんです。私、この「君の名は。」は大好きで、とても気に入っています。そうでなければ、5回も劇場で見ませんからね。何回もの鑑賞に耐えられるだけの作品だと思います。

 疑問点は、その内、録画したデータをCMカットする時にでも確かめてみることにしますかね。

 改めて「鑑賞」するのは、いずれどこかでリバイバル上映する時か、我が家の機器を一新した時かな。





 ※上映当時、進行方向と3列シートの向きが合っていないような気がしてならなかった。下りならば、進行方向に向かって左手が3列シート。うーむ。