これはいけない。観に行かなくては。
ということで、無理やり午前を半休にして、いつものシネコンへ。
「封切り日の朝一」かつ「ちょっと微妙な立地」なので、「客の入りはどうかな?」と思っていたのですが、さすがに根強いファンが付いている作品だけあってなかなかの埋まり具合でした。
私も含めて男子ばかりでしたけれど…。
お話としては、黄前ちゃん達が2年生になった年の吹奏楽コンクールまでの日々が描かれています。
ユーフォニアムシリーズの前作「リズと青い鳥」の、いわば表側のストーリーで、みぞれと希美の物語と同時進行で動いていたものなんですね。
なので、前作「リズと青い鳥」を見込んでいると、折に触れて「あ…」と思う場面があります。
多数の登場人物達がそれぞれの物語を紡いでいることを、リアリティを持って想像出来るので、一作目から積み重ねてきたユーフォニアムシリーズの話の厚みをしみじみと感じますね。
関西大会での演奏、素晴らしかったです。
「リズと青い鳥って、こうだったんだ」と、深く味わえました。
演奏シーン、よくあるクラシックの演奏会の番組のように、北宇治高校の演奏をカメラで捉え続けるように展開していくのですが、「そんなのまで、エフェクトで再現するの?」と思うほどの出来でした。
北宇治高校の演奏が終わったところで、思わず拍手したくなってしまうほど、私の心に残る演奏シーンだったなあ。
これ、音響に力を入れている館で観たいなあ。
出来れば、極上音響で観たいっす。
ということで、偏愛するシネマシティの上映予定を見たけど、今のところ何も記載が無いんですよね。
まあ、前作「リズと青い鳥」の時のように、遅れ公開で何かを企画してくれるでしょうから、それを期待したいと思ってます。
この10連休は、東北の方へ遠出するつもりなのですが、どうしようかな。
なんか、映画館に通うのも悪くはないかも。
そうしてセーブしておいた休暇を、シネマシティでの遅れ公開にぶつけるかなあ。