
何も無い道端からの写真なのですが、個人的には気に入ってはいます。
本当はもっともっと薄暗いのですが、それでは見づらいので補整して掲載しています。
他には誰もおらず、誰も通らず。静かな静かな夕暮れ時ですね。
晴れていればもっと良いのかも知れませんが、曇り空も、また静かさを増していて、良いものです。

再び国道に戻り、今日の最後の岬、キムアネップ岬に寄っていきます。

本当はこの先に岬があるのですが、余りに外が薄暗く、手元に灯りも無いので、今回は駐車場からの1枚です。
とても静穏な感じの夕方です。
ここにはキャンプ場があります。秋になって、虫がいなくなった頃にでも、景色を楽しんで、泊まってみたいと思いますね。

たどり着いた「道の駅・サロマ湖」はきれいな道の駅で、トイレもとても清潔感がありました。洋便はウォシュレットあり。
昨秋出掛けた秩父・十石峠の帰りに立ち寄った長野県の立科町のスーパーマーケットの個室のようで、激しく既視感に襲われます。
佐呂間高校の文化祭のポスターが気になって何枚も写真を撮りました。

「感謝でいっぱい」か…。良い言葉ですね。
さて、どうするか。
このまま紋別まで上がって名寄へ抜けるのが、まあ、一番の上策だろうけれど、なんかやる気が出ません。
残り日数を考えると、そろそろ真の目的地である「オロロンライン」を攻めたいのです。あまり北まで行くと、その分、オロロンラインの途中にあり、今回のオロロンラインの縦断のスタート地点と設定している増毛町まで行くのが大変になってしまいます。過去に名寄〜旭川間は走っているのですが、冬だったこともあってペースを上げられず、そのせいで距離がかなり長い体感があり、なかなか食指が動かないんですね。
それに、なんとなく、フロに入りたい気がします。
「取りあえず湧別まで行って道の駅併設の温泉に入って考えようか」ということで、ひとまず、湧別の「チューリップの湯」に向かいます。
道中、湧別の近くでは、車窓に花火を見ます。
どうやら、湧別は花火大会らしいですね。一人旅の時に眺める打ち上げ花火は、なんだか、ちょっぴりしんみりします。

湧別町営の温泉「チューリップの湯」は、午後10時までやってます。そのせいか、駐車場が大変混んでいます。
それにしても、キャンピングカーの多いこと多いこと。途端にやる気を失い、さっさとネクストを目指します。ターゲットは旭川のコインランドリーです。

旭川紋別道路〜道央道を激走して旭川北にたどり着きます。この先の市街は過去に何度も走っていて、夜でもなんとなく見覚えのある場所が続きます。十分に営業時間内に間に合う時刻に、調べた場所に到着したはずなのに、肝心のコインランドリーがありません。

仕方が無いので旭橋の向こうのコインランドリーへ行きますが、千円札が無くて敗退。百円じゃないのか…。1000円でカードを買う仕組みとは……。
風呂も入らず洗濯もせず。完全に敗北感に覆われて、今夜の寝所に向かいます。道央道・音江PAです。
「南の方ほど天気が悪い」という予報通り、外はかなりの雨で、トイレにいく気にもならず、ちょっと日記を書いて眠りに落ちます。