20時30分函館発の青森行き。
青函フェリーだと、海峡横断には4時間かかるので、青森には翌日の0時30分過ぎに到着。
下船したら、とっとと当夜の宿泊地である「道の駅 浅虫温泉」へ移動。
良さげな位置に車を停めたら、椅子を倒して、くつろぎ体制に入る。記事を投稿したら、トイレを済ませて即仮眠に。
いやー、北海道よりは暖かい気がする。
3時間位眠ったら、スッキリ目覚めた。フェリーの中でもぐっすり眠ったので、割とコンディションは良かった。
トイレを済ませたら、即出発。長年来たいと思いつつ実現できていなかった夏泊半島へ移動し、現地視察。
ツーリングマップルには「半島一周はおすすめ」とはあるけれど、あまり道路が良くなく、朝一から精神的に疲れた。
夏泊半島に関しては、語ると長いので、いずれ別途記事にする予定。
夏泊半島を軽く一周したら、国道4号線を南下して三戸まで移動。三戸から国道104号線で田子町の中心部を目指す。
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お土産には、「ここに来たらコレを買って帰る」という定番がある。
弘前だと、なにがしかのリンゴ関連のお菓子。
ここ最近は「ラグノオ」のアップルパイ系が多い。
ラグノオの、お菓子高いんだよね。渡した相手が価値わかってくれてるといいんだけどねえ。どうなんだろうか。
広い意味で「青森」ということだと、「にんにく」関連もある。
向かっている田子町は、国産ニンニクのブランド産地。ほら、「や○やの健康ニンニク」とかのCMでも出てくるでしょ。
この町が戦後、国内有数のニンニク産地となるまでの物語はなかなか奥深い。先見と守勢ですな。
それが実に可愛らしくて良いです。
そんなニンニクガチンコの田子町なので、「ガーリックセンター」という施設がある。
「ガーリックセンター」を名乗る割に、ショップとレストランしかない。
もう少しニンニクそのものに関する解説・展示があると良いのでは?
商品には調味料系も多いので、それらの試食も欲しいですな。
まあ、実際は町が関係しているニンニク製品の販売とニンニク関連のレストランなのだけれど。
過去にここで買った「ニンニクジャム」がなかなか好評だったので、また買いに来たというわけ。通販だと○円だけど、ここで買うと相当にお値打ちなのね。
両者には結構差があるので、ここにはお値段は書けませんが。
その後、田子町から十和田湖までは近いので、十和田湖をチラ見しに行った。恥ずかしながら、当方、未だに十和田湖を見たことがない。
田子町からの国道104号線で外輪山を登って最寄りの発荷峠に行ってみたのだが、折からの紅葉シーズンの日曜なので、きっと第1駐車場は大混雑なのだろう。これまで走って来た国道104号線とは、走る車の台数が違う。
その手前の第2駐車場はガラガラだったけれど、そこからはどう頑張っても十和田湖は見られそうもない気配。
「んじゃ、やっぱこの先の第1でしょ。十和田湖を眺めて、そこからUターンして戻り、小坂・鹿角方面へ降りていこう」と思っていたのだが、紅葉シーズンはそんなお手軽なルート選択を許してはくれなかった。
前走のアクアの前、道路に後部はみ出させたバスが見える。
そこが発荷峠第1駐車場の入口。
第1駐車場は、観光バスに自家用車で大混乱のカオス。とても、中に入ってUターンなんて出来そうもない。致し方なく流れに流されるまま壁を下り、湖畔の「道の駅 十和田湖」まで来てしまった。
出来ればここでUターンして国道104号線と秋田県道2号線の分岐まで行きたいと思ったのだけれど、出来たばかり道の駅は、駐車場が満車で道路にも入場待ちの車が溢れてる。なので、ここでもルートに選択の余地は無く、そのまま国道454号線で滝ノ沢峠へと進んでしまった。
あーあ。鹿角の「ユニバース 毛馬内店」に寄って、「ねぷた」シリーズのリンゴジュースを探し、有るようならば箱買いして帰りたかったのだが…。
仕方なく、そのまま国道102号線で青森県黒石市まで行き、「ユニバース 黒石駅前店」へ。
結果的には、欲しい物はみんなあって、リンゴジュースもラグノオの「気になるリンゴ」も、全てがこの店で揃った。災い転じて福となす。うん、便利だ。
駐車場も広いし、これからは黒石駅前店でお土産は調達だな。弘前からはやや離れているのが不便だけど。
もしかして、イオンタウン弘前樋ノ口店でも全部揃うのかもしれん…。来年の桜祭りで行けたら、調べてみよう。
今回の行程では、結局弘前には寄らなかった。なんとなく疲れていたのか、南下する方を優先してしまった。
今日は車の中でパンを食べただけで、空腹だったのもあって、それなりに満足出来る晩ごはんを食べたかったし。
先日石狩市の「町の蕎麦食堂 蕎麦町 石狩花川南店」で蕎麦を食べたのだけれど、「この食べ心地、どこかで経験したことあるなあ」と思いながら麺を咀嚼した。
その後、車を走らせていて、思い付いた。「あの店と同じだ」と。
山形県東根市にある「かつMI さくらんぼ東根神町北店」で食べた「肉そば」の麺だと。
ということで、「よし、今日の晩ごはんは『かつMI』で肉そばだな」と決めた。なので、ルートは、かつMIに向けて最短のコースにした。あと、疲れているので国道282号線の坂梨峠は走りたくないし、 国道7号→秋田自動車道で大館・鷹巣へ。鷹巣からは国道105号線で、阿仁・角館経由で横手・湯沢へ抜けて、その後山形県内を縦断し東根市へ。
食べログの「蕎麦町 石狩花川南店」のクチコミに「あれ? 蕎麦の食感が」という書き込みがあるのだけれど、蕎麦町ではあるタイミングで使っている蕎麦の麺を切り替えたということのようだ。自家製麺の蕎麦屋でない限り、製麺屋の麺を使っているのだろうけれど、今回の2店は同じ様な麺を導入しているということなのだろうな。
かつMIさんの方は、元々とんかつ等の揚げ物が主力。蕎麦については、「山形の肉そば」という地域の名物食があり、副次的に扱うことで店舗の競争力を上げるために導入しているのだろうから、本来得意なものではないだろう。そうなると、食品取り扱い店の売っている生麺を使っているのかもしれない。
かつMIさんは、揚げ物メニューも値打ちなので、カツ丼+肉そばとかだと値打ちで満足感がある。
なので、今回も「ダブルロースカツ丼 並盛」+「冷たいおろし肉そば 特盛」という飽食の組み合わせ。というか、鱈腹・満腹の域を超えて、食い過ぎの領域だわな。
でも、次にここで食べるのがいつになるのか分からないのなら、心残りなく食べたいじゃないですか…。
すすり込むだけの麺類(特に冷たい蕎麦)は、大食いに有利なのかも。
だから、わんこそばなんじゃないですかね?
食後、以前にも立ち寄ったコンビニでアイスコーヒーを買い、駐車場でこの後のルートをどうするか検討していたら、お腹に違和感が…。
ヤバい、お腹壊したか…。でも、原因の心当たりが浮かばない。やっぱ、あれかねえ、半額の握り寿司を2パックむさぼり食ったのが良くなかったのかねえ。でも、割引き対象の生モノなんてしょっちゅう食べてるから、あんなパック寿司位で影響があるとは思えないけど。疲れかしらん。
我慢しながら「道の駅 天童温泉」へダッシュして、トイレに入る。
切羽詰まっていたので選択の余地はないけれど、ここは個室がウォシュレットじゃないのね。少し残念。今やウォシュレット当たり前なので、もう少し整備して欲しいなあ。
スッキリしたその後は、とりあえず喜多方を目指して南下。
国道121号沿いの「道の駅 田沢」でヨーグルト系のドリンクを買ってチビチビ飲みながら、濃霧の中「道の駅 会津柳津」まで。真っ暗けっけのトイレで放尿したら、シートを倒して崩れるように就寝。本当はもう一つ先の「道の駅 尾瀬街道みしま宿」まで行きたかったけれど、残り10kmが運転できなかった。
お土産を買い廻って、その後は身体に良くなさそうな過食へ一直線。そうして疲労を押しての長距離走行。
そんな本州復帰2日目のドライブでありました。
ま、ある意味平常運転ですが…。