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2020年10月1日木曜日

これは個人的に大当たり!「宇宙でいちばんあかるい屋根」


 今日(2020年9月25日)は、1日休暇を取りました。
 午前中に持病関連の通院を2連発こなして、午後は映画三昧を目論んだのです。

 「どうせなら大きなシアター(スクリーン)で観たいから」と「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の上映回を絞り込んだら、気になっていた「宇宙でいちばんあかるい屋根」が観れそうな感じ。
 確か、いつものシネコンでは、来週の木曜(2020年10月1日)で上映終了なので、観られるのならば観ておきたい。サクッと、ネットからチケットを購入しました。

 以下、いつものように、取り留めもなく綴っていきます。
 そこはかとなくネタバレがあるので、「今は知りたくない」という方は、作品をご覧になった後で、また後日お読みくださいまし。

 書いている内にどんどん伸びたので、今回の記事は少し長めです。

 何も無しでは寂しいので、公式さん(https://uchu-ichi.jp/)のスクショを貼っておきます。

 せっかくなので、「クラゲ水槽」の方です。



 感想記事を投稿する時には、いつも、シネコンに掲示されているポスターなんかの画像を貼っているのですが、本作の場合見つられず、撮影出来なかったのです。
 あれかな、新型コロナウイルスのせいで、上映スケジュールがグチャグチャなので、普段なら掲示されるのが、出来ないのかしら?


【配役、良かったです】


 「主演が清原果耶」という予備知識しかなかったので、期待も何もなく、「観とかなくっちゃ」という思いで見始めたのですが、これが、大変面白かった。
 どうでもいいのですが、当方、どうやら「清野菜名」と勘違いしていたようでした。まあ、年齢的に、清野菜名では、ちょっと中学3年生役はきついかな?

 中学3年生といわれれば「うん、そうですね!」と思えたので、ヒロインは清原果耶でバッチリ。
 芦田愛菜では、いろいろと整いすぎていて現実味がないけれど、清原果耶は現実にいそうなヒロインっぷりなので、よかったっすよ。

 「背景になんやかんやある思春期真っ盛りのヒロインが、放課後に通っている書道教室のビルの屋上で出会った謎の老婆と交流していく内に、精神的に一回り大人に成長する」という、まあ、よくあるお話。
 「ほほう」と思って調べたら、原作者は児童文学方面の著書もある方なんですね。それに、そもそも、原作の最初の出版はポプラ社か。だから、少しだけほろ苦くて、けれど、より良い未来を目指すっぽい、どちらかというと中高生向けと感じる、ほんわりとしたストーリーなんだろうな。

 桃井かおりの味のある演技が「星ばあ」に実に妙な雰囲気を持たせていて、清原果耶演じるヒロイン・つばめの「思春期+バックグラウンド由来の暗い感情」を、優しく受け止めています。決して、急かしたりどやしたりせず、じわりと誘導して影響を与えるってのは良いですね。口は悪いけど。
 個人的に桃井かおりは「不思議な魅力を感じるけれど、生々しくて何か落ち着かない」と思っていたけれど、歳をとって少し枯れてきたからか、本作の老婆役はなんだか素直に見られました。
 この作品についてならば、作品の深さの65%は桃井かおりが支えていると思いますね。それくらい見ていて味わいのある演技でした。

 ヒロインのお父さん役の吉岡秀隆・お母さん役の坂井真紀も、落ち着いた演技で、ヒロインを支えていました。この2人がいるから、ヒロインの悩み苦しんでいる姿に説得力がでるのだと思います。

 ヒロイン・つばめが片想いしているお向かいのお兄さんの伊藤健太郎は、「今日から俺は!」で主役コンビの片割れをやってた子ですね。
 どうでも良いですが、職場の後輩男子がほぼレプリカ状態にそっくりなので、画面を見ていて、なんというか落ち着きませんでした。肌が白いか焦げ茶色かの違いだけで、ホント、そっくりなんですよ。

 書道教室の牛山先生役の山中崇といい、全般的に当方の好みの配役で、個人的には「上手くハマってる映画だな」と感心しました。


【こんなに違うの?】


 あまりにも感心したので、帰宅して、即、原作を購入。冒頭をほんの少しだけ読んだら寝落ちしたようです。
 翌朝、目覚めてから一気に読み切りました。

 そこで理解したのですが、映画は、原作小説ををかなり変えているのですね。エピソードの順番を変えたり、強化してみたり、付け足したり、と。
 個人的には、原作の方が、より淡々としていながらも深く、読後、爽やかに心に残ると感じました。

 ただ、決して改変が悪い訳ではなく、「1本の映画として纏めるためにはああいう形になる」ということなのでしょう。
 2時間の中で、インパクトのある山と谷を作らないといけないし、せっかくならばロマンスも取り入れたいでしょうからね。
 そのためには、思春期っぽい両親とのキツメの対立も盛り込む必要もあるし、ご近所のトオル君と一緒に臙脂色の瓦屋根を探す必要もありますね。映画で付加された、「つばめの傷心を強く表す、東京の産みの母親を訪ねた帰り道のシーン」は、印象に残りました。

 ただ、マコトくんの飲酒謹慎とかは無理して入れることもなかったのかもしれません。それと絡めれば、冒頭の「クソ○ッチ 裏掲示板騒動」も要らないかな。
 そんなの無くても、物語はちゃんと進展するし結末も来る-だって、原作はそうなんです-のだから。
 行間を読み、空気を読む。枯淡の域に進みつつある当方は、そう思いますね。

 あと、映画だと、星ばあがつばめの妹に生まれ変わるような示唆があるのですが、あれはちょっと…。
 「しっかり面倒見て、かわいがるよ」と言っていたつばめの妹の中身が星ばあってのは、ねえ。星ばあが亡くなって、そのまま消滅-人生なんてそんなもの-となるよりは希望が無くはないけれど。
 まあ、考えようによっては、そこから、新しいつばめと星ばあの物語が始まるというのも、あるいは興味深いのかもしれませんけれど。

 ということで、淡々と積んでいく原作と、メリハリの効いた映画。
 どちらもとても面白いです。
 映画を見た後で原作を読むのも良いし、既に原作を読んでいる人が映画を見ても良いと思います。


【主題歌・音楽もすごく良いんです】


 映画の最後に主題歌(「今とあの頃の僕ら」)が流れるのですが、これが凄く良いのです。
 これを歌っているのも主役の清原果耶なのですね。うーん、すごい才能だ。
 最近は、上白石萌音といい、森七菜といい、若くて可愛らしくて、演技も上手くて、その上歌も上手な女優さんが多いよねえ。
 YouTubeでミュージックビデオが視聴出来るので、是非どうぞ。

  清原果耶 - 1st Single「今とあの頃の僕ら 」(Music Video)
  https://youtu.be/UHgsxKnhSKs

 MVは、映画本編と連動しているので、そこはかとなく映画の雰囲気も感じることが出来ますね。
 「つばめと星ばあのお別れのシーン」とかも流れるのですが、3分41秒辺りの桃井かおり、ホントに良い表情なんです。

 映画内では中学生らしい「前髪パッツン」だったのですが、MVの中ではちょっと大人っぽくって、なんか (長澤まさみ+松下奈緒)÷2 みたいに見えなくもない気がします。

 当方は「あ、これ、買っとかなくっちゃ」と思って、即、CDポチりました。
 どうせ買うのならば、ここは、件のMVが収録されたおまけディスクの付く初回盤ですよね。

 そうそう、本作は劇伴音楽も素晴らしいのです。
 映画が始まった直後からの、浮游感のあるギターのインストルメンタルが心地良いです。
 画面は住宅街の上空を漂うように、つばめの家へと進んでいくのですが、音楽と相まって、観ている自分がクラゲにぶらさがって漂っているように感じました。

 音楽を担当されたのは大間々昂さん。自分好みのアニメでは「城下町のダンデライオン」の音楽を担当されていたようですね。
 あれ、最近AT-Xでやったような気がするな…。録画データ探してみようかな。本放送時の録画データもあるはずだけど。
 Wikipediaで経歴を見たのですが、大間々さんはギタリストでもあるそうで、それが本作冒頭の漂うような劇伴に繋がっているのでしょうか。

 それにしても、サントラが欲しいですねえ。でも、単体では発売されないんだろうなあ。


【おお、クラネタリウムだ】


 作中で「星ばあ」がヒロインに連れて行ってもらう、水族館のクラゲの水槽。
 「あれ? これはどう見ても新潟県の鶴岡市立加茂水族館のクラゲ水槽のうちの一つなんだけど」と思っていたら、やっぱりそうでした。
 「星ばあ」の心の中が少しだけ見える大切なシーンなのですが、加茂水族館へ行くのって大変ですよねえ? ロケも大変だなあ。
 でも、その効果がバッチリ出ていて、とても良い映像、そして良いシーンになっていました。

 ここまで、さも、行ったことがあるかのような書きっぷりですが、当方未だ訪れたことがありません。(汗)
 横は何度か通っているのですが、何処かへ行く途中だったり、逆に帰り道だったりで、なかなかタイミングが合わなくって。


【本の表紙のこと】

 全部、Amazonのスクショで、申し訳ないのですが。

 写真撮るのが面倒なのと、手元に無い品物もあるので御勘弁を。

 ↓これは↓自分も買った、Kindle版の表紙。



 個人的には今のKindle版の表紙ではさっぱりし過ぎなので、文庫本版の↓コレが↓良いです。


 「星ばあ」がキックボードで空を飛ぶというところよりも、やっぱりクラゲのイメージの方が適切な気がするかな。

 なんとなく思春期を感じさせる↓単行本版↓

 も、結構良いですよねえ。


【ラスト1】

 最初は期待していなかったのでパンフレットのことなんて念頭になかったけれど、見終わったら欲しくなって売店に行ってみました。しかし「完売」の二文字が…。
 諦めきれなかったので、近場で上映している所を探すと「イオンシネマ大高」がありました。「いつものシネコンよりは集客も大きいし、それなりに在庫あるやろ」と思って、帰途に寄ってみました。

 見本棚にパンフレットを見つけ、「これを下さい」と店員さんにお願いしたら、なんと「見本品が最後の一点になります」とのこと。


 幸いビニール袋でカバーされていて、客に直接触られていないし、ラスト一点ということならばやむを得ないということで買ってきました。
 最近は新型コロナウイルスの影響で上映のスケジュールも入り組んでいて短いし、売り切れる程度の数量というのは適正在庫ではあるのでしょうけれど、買う側からすれば、もう少し多めに仕入れておいてほしいなと思いますね。

 そういえば、いつものシネコンでは「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のパンフレットも完売になってましたね。
 ロングランした「君の名は」「天気の子」は、上映期間中に別バージョンのパンフレットも出しましたけど、「ヴァイオレット~」ではそこまではいけないかな(※)。
 「欲しい時に欲しかった人の手に行き渡らない」って、作品にとっても、相当な「機会のロス」だと思うのですけれど。

※:公式ツイッターによれば「増刷対応中」だそうです。
 ついでに、松竹の公式通販サイトで劇場パンフも買えるんですね。最近、知りました。
 上の方で書いた、いつものシネコンでは品切れ中だった「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のパンフも、手に入るようでした。



【予告編を観る限りでは】


 ヒロイン・つばめを演じた清原果耶は、この後公開になるアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」でヒロインの声を当てているんですね。
 「ジョゼと~」は昔実写映画化されています。個人的には、ヒロインを演じた池脇千鶴が一時的に失速した原因だと思っているので、良い印象が無いタイトルなのです。そもそも田辺聖子先生の小説とか、好きじゃないしねえ。
 でも、今回のアニメ映画の予告編を観る限りにおいては、そんなに悪くはなさそう。清原果耶も、結構上手に当てているように思えました。昨年の今頃にみた「HELLO WORLD」の浜辺美波とは、随分違うように感じました。
 割引クーポンも溜まっているし、観に行ってみようかな。

 そうそう、今秋の映画としては、実写版「とんかつDJアゲ太郎」も個人的に興味深いっすよ。程良く控え目なナンセンス作品って、好きなんです。「結果も出しているし、間違ってはいないんだけど、何か斜め上な発想」って、好きなんですよねえ。
 最近読んだ中では「パリピ孔明」が「とんかつDJアゲ太郎」に近いかな。このマンガもオススメです。kindle版の3巻が待ち遠しいです。

2020年9月27日日曜日

これが答えなのですね?「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観てきました。
 封切りの日と今日(2020年9月25日)で、合わせて2回です。

 本当は、封切りの日にまずは感想を書いておきたかったのですが、どうしてもうまくまとめられなくて。
 2回目を観終えて、少しだけ落ち着いたので、ちょっぴりですが書いています。 
 そのため、いつも以上にまとまりがありません。




【まとまりの無い感想ですが…】

 考えないようにしているけれど、やっぱり、考えてしまう。
 「今の京都アニメーションの答えがこれなんだろうな」と。

 「作品の解釈に時代性・話題性を持ち込むのは、あまりよくない」と学生の頃に教わったけれど、なんといっても、この作品の作り手達は「当事者」なのだから。
 どうしても様々なことを投影してしまいます。


 作品の存在自体は、KAエスマ文庫での刊行開始の頃から知っていて、かなり早期に書籍(原作ですね)も買っていました。
 買いはしたものの、私「ハッピーエンド至上主義者」ですから、悲しい物語っぽいこともあって読みませんでしたし、その後のテレビ版も観てはいませんでした。Blu-rayも買ってはいないんですよね。録画データは、家のどこかに有るはずですけれども。

 そんな訳で、自分は昨年観た「外伝」からの組なのですけれど、あれも実をいうと「寿美菜子さんが、ゲストヒロイン役で出演しているから」というのが、鑑賞に出かけた理由の内のそこそこの部分を占めていまして…。
 あの「外伝」は、もちろん、全体を貫く「イザベラとテイラーの『姉妹の物語』」も良いのですが、前半の全寮制上流階級向け女学院でのお話も大変良かった。まるで姫騎士のようにイザベラを守り導くヴァイオレットの姿、それはそれは美しかった。
 前半クライマックスの舞踏会デビューのシーンは、見惚れたことを思い出します。

 
 話が逸れてしまいましたね。
 本作は、一応、主たる物語に決着をつけるもので、本来ならば、テレビシリーズ完結後に適切なタイミングで製作・上映されるべきものであったと思います。そうすれば、もっともっと感動は大きかったのかもしれません。
 でも、諸々の事情から、少し間が開いてしまった。
 しかし、それによって、むしろ、独立した1本の映画としても、含まれるメッセージが広がり、強まったのではないかと思います。



 あらすじは、公式(http://violet-evergarden.jp/)等で御覧いただきたいのですが、突き詰めれば、本作の主題は、
 

 具体的に表現しなければ、明確には伝わらない。
 伝えたいと思わなければ、伝えられない。
 伝えたいと思った時に伝えないと、手遅れになってしまうことも多い。後悔したくなければ、時を逃さずに伝えなさい。


 ということになるのではないかと思います。
 ちょうど、ユリス少年とのやりとりで触れられた内容です。

 いろんな作品で何度も使われた主題なので、改めて新鮮な驚きのある物語ではないのです。
 しかし、丁寧に積み重ねたことによって、心に染みるものになったのではないかなと思います。

 あの時に「少佐」が伝えてくれた「想い」の意味を知るために重ねた日々、そして、「ヴァイオレット自身が『変わった』ことの価値・意味」の大きさ。

 彼女がゴールに辿り着くことを支えた「一途に想う心の美しさ・気高さ」も、観る者の胸を打ちます。
 


 残念ながら、途中から観ている人なので、これ以上細かにどうのこうの言うことは出来ないのです。

 うん、とても良い映画でした。
 ベタな感想ですけれど。


 これでは感想文以下ですけれど、最初から最後-エンドロール、エンディングテーマ曲-まで、すべてが渾身のメッセージであるものを、サラサラと綴って伝えられるものではありませんから、致し方ありません。
 それに、枝葉末節をいじくりまわしてみたとて何にもならない。それくらいの出来上がりだと思うので、現時点ではこれ以上書くことがないのです。



【「客の入り」のこと】

 封切りの日はすごい人出で、久しぶりに映画館が賑わう所を見ました。
 それに比べて、2回目の今回(2020年9月25日)は、公開2週目に入った平日、しかも、中途半端な時刻の上映だったからか、客数が少なかったです。どう大きく見積もっても、50人まではいかないような。
 大きなシアターが割り当てられていたので、客の少なさが尚更感じられてしまいました。

 基本的には、「どの映画も、すべて映画館の大きなスクリーンで観るべき」と思いますが、そうはいっても各人の時間やら場所やらの都合もあるので、実際に見ることのできる映画は限られますね。
 でも、本作は絶対に映画館で観ておくべきです。これは、自宅のテレビで見て「良し」とすべきものではありません。様々な「水のシーン」の美しさは、絶対的な大画面で観ておかないと、もったいないですよ。


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【越えられない先人の壁?】

 不謹慎かもしれませんが、 美少女-保護-育成-成長-思慕 という流れを見て、私の脳裏には「源氏物語」のヒロイン「紫の上」が浮かびました。
 「育成」という概念に1000年も前に到達していた紫式部の恐るべき慧眼に、驚嘆して言葉をなくしてもいます。(←大袈裟)

 え?「お前は、何を言っているんだ?」ですって? 本作を見れば、分かりますよ。
 あれだけ慕ってもらえるのなら、少佐も、本望でしょう。
 という訳で、この点でも、是非是非「劇場へゴー!」ですよ。


【KAエスマ文庫って難しいよね】

 ところで、「本家・京アニショップなら買えるだろうから、余裕っしょ」と思っていたのですが、当の京アニショップでも「外伝」以外の原作本が在庫切れなのですね。
 うーん、イロの付け方に疑問を感じたので、今回は転売屋さん達からは買いません。その内に、補充されるのを待ちます。
 それにしても、劇場版が公開されるのですから、もう少し在庫を潤沢にしておいて欲しかったですねえ。
 
 「KAエスマ文庫」は取扱店も限られるし、そもそも部数刷らなさそうだし、なかなか難しいですね。少し前の作品だと、古本でしか手に入らないんですよね。

 今回、ちょっと欲しい物があったので京アニショップの通販を使ったのですが、「ある時に買っておかなければ」ということで、「外伝」の他に「ロボット・ハート・アップデート」シリーズとかも買っておきました。

 でもなあ、「ロボット・ハート・アップデート」って、確か過去にも買っているような…。

 京アニショップのマイページで観てみると、2016年の購入が最初の履歴だったようですが、それ以降の全購入履歴を見てみても「ロボット・ハート・アップデートシリーズ」は見当たらないんです。他にも何点かKAエスマ文庫の本買ってるはずなんだけどなあ。アカウントが違うのかしら…?

 とりあえず、本格的に秋になり気候が良くなったら、在庫を発掘してみます。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の上下巻は、多分2セットはあると思います……。見つけたら、映画も観たことだし、そろそろ読んでみようかな。

 読まないと、どれくらい原作と差異があるか分からないし。
 差異が判明しないと、この作品に込められた京都アニメーションの意図が読み解けないでしょうからね…。



2020年6月25日木曜日

劇場版「SHIROBAKO」、再び


 とりあえず、「新しい生活様式」とやらが始まった。

 映画館もぼちぼちと上映を再開した。現時点では、ネットでのチケット購入が制限されていたりもして、不便だけど。


 「アニメ、何か観るものあるかな」と思って調べたら、まだ「SHIROBAKO」が掛かっていた。てっきり、新型コロナウイルス禍に巻き込まれて終わっていたものと思っていたのに。


 再見したいと思っていたので、これはありがたい。

 週末の金曜日で上映作品が入れ替わるので、今日見ておかなければならない。

 速攻で、ネットからチケット購入を済ませた。


 一回限りの上映は、開始が12時50分ということで、なんとも中途半端。

 今は、一時間早い時差出勤中なので、11時30分からの4時間休暇とした。



 109シネマズ名古屋に来るのも、随分久しぶりのことだ。

 昨秋、「フラグタイム」を観に来て以来になる。

 この地域(ささしまライブ)の再開発が一段落して、この辺りはすっかりリア充の闊歩する「陽の気配溢れる土地」になったので、109シネマズ名古屋は苦手なんだよね。




 でも、今日は全然人の気配が無い。「こりゃ映画館、厳しいな」と思う。



 そもそも、座席は一席おきだし、前後で配列を変えて、とにかく離隔を取るようになっている。





 仮に満席になったとしても、経営的に、定員の半分ではどうなることか。だからと言って、上映に必要な時間は決まっているから、回転を上げられるものでもないしね。



 カメラを使って検温された後、チケットを見せるのだけれど、もぎりは省略。すすっと、シアターへ。




 一度観て、ストーリーを理解しているから、サクサクと観劇は進む。

 初見では引っ掛かった劇中劇のエンディングも、抵抗感無く見終えた。


 繰り返しになってしまうけれど、この作品は「もの・ことを創る人」に見て欲しいと思う。

 今はダメでも、「次」「未来」に掛けることの持つ価値があること。

 自分から動かなければ「新しいこと」も「これまでと違うこと」も始まらないこと。自分の叶えたいことのためへの努力―時には悪あがき―の大切さを、よく感じ取れる気がする。


 私の所属する会社は、特殊な方面の会社なので、制約だらけでなかなか思うままのものは作れない。

 けれど、今手許にある案件、そして近々携わるであろう案件では、「もう少し頑張ってみたいな」と素直に思い直して、劇場を後にする。

 自分が最前線で仕事に携われる時間も、だんだん先が見えてきたことだしねえ。



 Blu-rayで手に入れるまでは見直す機会が無いと思っていた作品を思いがけず、また映画館のスクリーンで見られて嬉しかった。ま、私にとっての、新型コロナウイルス禍の残した数少ない良かった事象としておこう。


 そう言いつつ、実は明日も、かつて観た作品を再見しに行くのだけれど。

2020年5月17日日曜日

この貼り方…。




 凝っていて、すごく良い。

 良いんですけど、開封する時に悩むので、ちょっと困るよなぁ…。(^^;)


 明日(18日)で、長かった在宅勤務も終わり。
 ウチの会社は機密事項が多すぎて、ほとんど何も持ち帰りできないのです。
 「万が一漏洩しても、害が無いような資料」では出来ることが少なく、業務の進捗に支障が出まくっていました。

 家から職場までの通勤時間は、約1時間半。在宅勤務だと、その時間が不要なので、朝をのんびり過ごせるのは良かった。

 引き籠もり生活そのものは、毎週末の過ごし方と変わらないので、ちっとも苦にならないのですが。


 「通勤の時に聴く音楽に追加するかな」と思って、CDを何枚か買いました。イヤホンズの「チュラタ チュラハ」とかね。
 時間が出来たので、「リッピングするか」と思って、送って来たAmazonの袋から取り出したら、トップの写真のような状態でした。




 よくある、こういうのは困らないのですが、今回の「チュラタ チュラハ」のように3面にまたがる大きめのを貼られると、どうやって開封したものか少し悩みます。
 カッターナイフで、ケースの隅に沿わせるように包装フィルムを切って開き、シールは余白を付けて切り取ったらライナーノーツに挟んでおくかな。
 こういう告知シールとかも含めて取っておきたい頑固なコレクターなんです、私。


 それはそうと、イヤホンズの「チュラタ チュラハ」、良い曲ですよ。
 聴いていて負担にならない、心地良いお歌です。
 
 幸いにも、イヤホンズ公式チャンネルさんがYouTubeにMVを上げてくれてます。
 せっかくだから、是非是非ご覧くださいませ。

↓↓↓↓こちら↓↓↓

 まあ、この「チュラタ チュラハ」は「旅客機のフライト」がモチーフということで、件の告知シールはボーディングパスみたいな見せ方になっているのでしょう。

 ということで、「最近は飛行機の旅もしてないし、どこかに行きたいな」と思いつつ、リッピングからの仕上げ作業に勤しんだとさ。

2020年5月11日月曜日

手元にあったのに…。

 同じものを何度か買うことがあります。食べ物とかその他生活必需品とかではなくって、本とかCDとかです。あ、Blu-rayとかもたまにリピート買いしてます。

 「探すのがめんどくさいから」というのが理由です。(!)



  連休に入って「うーん何か映画でも見るかな」と思いました。

 家人も「暇だー。なんか録画してあるテレビ番組とか、映画とかないのか?」と騒いでいましたし。

 アニメを見たい気分だったのですが、「いきなり『ユーフォニアム』シリーズとか見せてもなあ…」とちょっと躊躇い、「じゃあ『劇場版 若おかみは小学生!』かな」と思い、Amazonでサクッと購入。レンタルじゃあ、ありません。購入です。

 昨年のブラックフライデーセールの時だったかに「Fire TV Stick」を買って居間のテレビに接続してあるので、動画配信系はAmazonで買うのが一番楽に視聴できるのです。



 ええ。もちろんBlu-rayは買ってますよ。それも何枚も。半泣きで「【受注生産限定】テレビ版付 Blu-rayコンプリート・エディション(5枚組)」も買いました。

 でも、「Amazon プライム・ビデオ」で見るのが楽なんです。抗えませんでした。

 居間のテレビでも、タブレットの「Fire HD」でも、なんならスマホにインストールしたアプリからでも、見たい時に、都合に応じた機材で視聴できるのが楽で良いのです。



 早速、家人と、ある日の午後に視聴しました。

 普段クールな家人が「もう1回見直したい。もっと話がよく分かると思う」と、何だか口をモゴモゴさせていたので、やっぱり「劇場版 若おかみは小学生!」はよく出来た作品だということなのでしょう。



 ところで、以前、ブログの記事にした時にも触れましたが、この映画の挿入歌の「ジンカンバンジー ジャンプ!」、個人的に好きなんです。「ドライブ中に聞いたら、気分良くなるよねー」って感じで。

 時々関東方面遠征をするのですが、帰り道に、わざわざ西湘バイパス経由にしたりする時があります。おっこちゃんと水領様のドライブが、チラッと脳裏をかすめたりします。ポルシェではありませんが。

 そういう時は、「ここで『ジンカンバンジー ジャンプ!』を聞きたいよね」と思いながらハンドル握ってました。


 以前記事にした段階では、配信もCD化もされていなかったので「聞きたいと」思いつつも聞けていなかったのですが、Blu-ray&DVDが発売された頃にサントラも発売され、どうやら、その中に収録されていたようなのです。

 ええ、当方サントラのCDも買いましたよ。

  でも、買ったことで満足して、「その内リッピングして、じっくり聞くかな」と思ったまま、ほったらかしにしていたのです (^^;

 なので、何が収録されているかちゃんと確かめておらず、「『ジンカンバンジー ジャンプ!』なー」となっていました。



  そうして、今年のゴールデンウィーク、久しぶりに「劇場版 若おかみは小学生!」を見ていたら、ちゃんと「ジンカンバンジー ジャンプ!」を聞きたくなったんですよね。

  探してみたら「配信中」とのことで、Amazon Musicにもあったので、こちらもサクッと購入。



 たまたま、スマホが近くになく、パソコンのブラウザでプレイヤー画面を開いて聞いている時に、出来心でもう少し商品情報を調べてみたら「サントラCDに収録」ということが分かり、「あー。それならば、手元にあったのに…」ということになってしまいました。


  いいんです。CD探すのが面倒なので。

  サクッと聞きたかったんで。


  でもなあ、以前にもそこそこAmazon Musicで曲買ったけど、結局、その後聞かなくなるんだよなあ…。

  Amazon プライム・ビデオは、代替になるものを持っていないので、受け入れているけれど、普段手持ちの音楽を聴くときには単体の「Walkman」を使っているから、Amazon Musicが付け入る余地がありません。普段使わないと、いつの間にか記憶から抜けていき、全く使わなくなっちゃう。「去る者は日々に疎し」は、けだし金言ですね。



 ところで、「ジンカンバンジー ジャンプ!」なのですが、歌詞が結構すごいのです。とても小学生が歌うような内容じゃないんですよ。なんか、「諸行無常? でも、人として思い切って進んでいこう。ほら、『人間到る処青山あり(じんかんいたるところせいざんあり)』っていうじゃない?(※)」っぽい歌詞で。

 「コンビビアル」なんて、縁のない人には縁が無い単語ですよねえ。

 著作権の兼ね合いもあるので、ここには歌詞を掲載しませんが、一度歌詞表示サイトで見てみると「お、おう…!」と思うのを実感してもらえるかもしれません。


 「歌ネット」だと、こちらになります。

  https://www.uta-net.com/song/265304/


 こっちは「J-Lyric.net」の場合。

  http://j-lyric.net/artist/a05fbf2/l04b242.html



 などと思って連休明けの毎日を過ごしていたのですが、「foltia ANIME LOCKER」で日課の録画予約作業をしていたら、今週の土曜日(2020年5月16日)の15時25分から、NHK Eテレで地上波初放送となることを知りました。さっそく録画予約を仕込みました。

 動画配信と違ってEテレなら誰でも見られますから、「まだ見たことが無い」方は、御覧になってみてはいかがでしょうか。


 そうして、「ジンカンバンジー ジャンプ!」も是非是非聞いてみてください。一度聴いたら、なかなか耳から離れてくれないのが、お分かりいただけると思います。(^^)




※:

 この場合の「人間」は、「にんげん」ではなく「じんかん」と読んで、「この世の中」「人の世」という意味。「青山」は「せいざん」と読んで「お墓」のこと。

 この句で「世の中、どこにでもお墓を作る土地はある。『どこで果ててもよい』というくらいの覚悟で、大志を持って外の世界へ出ていこう」というような意味になります。

 ことわざとしては知っていましたが、幕末の我が国の僧「月性(げっしょう)」の言葉とは知りませんでした。


 わざわざ「ジンカン」「バンジージャンプ!」としているのですから、「ジンカンバンジー ジャンプ!」も、ある種の応援・励ましの歌と言ってもよいのかもしれません。


2020年2月29日土曜日

劇場版「SHIROBAKO」を観てきました

 せっかくの封切りなのに…。

 新型コロナウィルスの感染拡大とは…。

 なんて間が悪いんだ…。


 「そんなこと関係無いナイない!」と自分に言い聞かせて、ネット予約解禁時刻に頑張って席を押さえ、行ってきました。

 いつものシネコンでは、まあまあの大きさのスクリーンで掛かったのですが、封切りということもあって結構な数のお客さん入ってましたねえ。まあ、土曜日の昼間だしね。




 水島努監督の劇場版作品ではすっかり見慣れた感のある冒頭の「これまでのあらすじ」解説ですが、今回はミムジーとロロが担当してました。

 あれがあったところで、初見のお客さんには、これまでの「SHIROBAKO」がどんな作品なのかは、ちょっと分かりづらいと思うのですけれど。省く訳にもいきませんものねえ。悩ましい。

 どうせ見に来ているのは、訓練された者達ばかりですしね…。



 エンドロールを見ていたら、どこかで見たような1コマがありました。


↑こんなのです。↑

 無事に劇中劇の映画が公開されている様子のワンシーンなんですけど、あれはどう見ても立川のシネマシティのシネマ・ツーのどれかですよね? 上の写真と同じようなシート背面だったのでa studioかなと思うのですが…。


 そういえば、シネマシティ、「SHIROBAKO」も極上音響上映やってるんですよね。作中において主人公の宮森が劇中劇の制作を引き受けることを決意するシーンで、ミュージカルのように歌い踊るのですが、あのシーンは極上音響で観たい気がします。


 うーん、でもなあ、これから年度末の繁忙期だしなぁ。土・日の出勤もないではないし。

 うーん。悩ましい。


 まあ、スケジュールの都合もありますし、シネマシティへ行くことは無いかもしれませんけれど、「SHIROBAKO」そのものはもう一度観に行こうとは思っています。


 詳しい感想なんかは、またの機会ということで。


 「アニメ」、いや、広い意味で「何かを創り出す」ことに関わる人は、1度は見ておく価値がある作品だと思います。

 配信でもレンタルでも構いませんが、出来ればテレビ版をあらかじめ見て予習していくと、作品を通して伝えようとしているメッセージを、より確かに感じ取れると思います。

 もっとも、2クール・全24話を視聴するのは、少々大変ですけれど。(^^;)


2020年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます



 今年が、皆さまにとって良い年でありますように。



 2020年になりました。
 何か数字の見た目が美しいので、ちょっとうれしい気がします。意味などありませんが……。オリンピックとかも、個人的にはそれ程興味も無いし。


 新年早々、墓の写真もどうかとは思うのですが、昨年の思い出の中ではこれがダントツで1位なのです。
 分かる人には分かると思うのですが、「キリストの墓(?)」です。

 1枚目の写真の右側の十字架が立っている方が「キリストの墓(=十来塚)」。



 1枚目の写真の左側の十字架が立っている方が「イスキリの墓(=十代塚。イスキリは、キリストの身代わりになった弟という設定)」



 「は?」と言われそうですが、青森県は三戸郡新郷村にあるヤツです。

 昔、私の通っていた高校では授業の手法等を研究しており、ある日本史の先生が「歴史に興味を持たない生徒に、どのように関心を持たせるか」をテーマにしておられた時期があり、「日本史の謎シリーズ」というのを3回展開したことがありました。第一弾は「義経の謎」、第二弾は「いろは歌の謎」、第三弾は「キリストの謎」でした。
 「口碑や野史・伝承といった、ある種荒唐無稽な話題を切り口に、歴史を学ぶ・考える」ことが狙いですから、必ずしも真実ではないことは百も承知でネタにしている訳です。

 高校の授業で聞いて以来、「1度は現地を訪れねばならん」と思っていたのですが、昨年春の大型連休の際に、30年越しでやっとこさ実現できたという訳です。

 実際の所は、時代は分かりませんが、ある程度の地元の実力者の墓なのだと思います。
 東北地方におけるの墳墓の形状・歴史・分布、宗教の様子、新郷村の歴史とを比較検討すれば、本当のところ「どういうモノなのか」は、答えが得られるのではないかと思うのですが。

 まあ、眉に唾つけながらですが、生温かく「ロマンだねえ…」と眺めれば、それで良いのではないでしょうか。


 「キリストの墓」の辺りは公園として整備されているのですが、その一角に「キリストの里 伝承館」というのがあって、一応、それらしい資料の展示がされています。
 解説パネル類には「写真撮影禁止」との表示がされていたため尊重して撮影しませんでした。その為、うろ覚えになって申し訳ないのですが、何でも「キリストは2度新郷村に来て、亡くなった」そうで。
 1度目は受難の際に、難を逃れて来て、この地で更に修行をして信仰を深化させたのだそうです。で、その改良版の教えを説くために、中東の地に戻って行ったと。
 2度目は「やっぱ、日本の方が落ち着くわ〜(?)」ということで再びやって来て、今度はそのままこの地で過ごし、遂には亡くなったと。


 普通に考えれば「そんな訳はない」とは思うのですが、キリストの生きていたと思われる時代は、ヨーロッパから西アジア・中央アジア・東アジアと、交渉そのものはあった訳ですから、時間と運と超人的な体力・気力があれば、中国までならば、来ることは出来なくもないのかもしれません。もっとも、それを2回やれるとは思えませんが。
 その先の日本は、その頃は未だ弥生時代であり、やって来たところで、どうもこうもないと思うんですけどねえ。

 それにしても、エルサレム近辺に行かなければ見られないと思っていた「キリストの墓」が、日本国内で、日本語の案内看板まであるとは。


 かえすがえすも、面白いですよねえ。


 ところで、新郷村に「キリストの墓」を作り上げた人達の中には、更に進んで「モーゼの墓が石川県にある」とした人もいます。
 まさか、中部東海ブロックの仲間である石川県にモーゼの墓があるとは。
 うーむ、これは、是非とも一見してこなくては…!(笑)


 取り留めもないことを書いてきましたが、「物事は、見方・考え方で、何とでも捉えることが出来る」ということ、そして、「アホらしくても、夢とロマンは大事にしたい」ということを、「キリストの墓」を作り上げた人達に倣って、相変わらず今年も追求していこうと思います。


 そんな訳で、へんてこりんな記事ばかりのこのブログですが、興味とお時間のある方は、お付き合いくださいませ。