野付半島というのは、根室海峡に面して存在する砂嘴の巨大なものです。

砂嘴は、文字通り「砂で出来たくちばし」でして、海などで水流の影響で砂が堆積したことによって形成された突堤状の地形です。
有名なものでは静岡県の「三保の松原」や京都府の「天の橋立」がありますね。もっとも、今日の第一目的地の野付半島や三保の松原と、天の橋立とは、成り立ち方が若干異なるのだそうですが。
走っている途中で「標津海の公園」というのを見かけ、一休み。
公園とキャンプ場の兼用なんだそうです。
こういう所で泊まるのも良いですね。テント泊は面倒そうなのでやる気になりませんが、車中泊の延長線ならば、やってみたいなあ。

ここの事務所で「道東絵地図」をもらったのですが、お客があまり来ない時間帯なのか、受付のお姉さんはお菓子食べてくつろいでおられました。なんだかゆとりの時間を邪魔したようで、ちょっと申し訳ない気分になりました。
自分のすぐ後に来た2人連れの老夫婦は、黒のロードスターに乗って来たみたい。

ナンバーを見ると、松本ナンバーですって。すごいな~。ちなみに、この夫婦連れは、この後の野付半島先端部でも駐車場でお見かけしました。
引き続き、野付半島へと向かいます。


「海の中の道」というから、かなり期待していたのだけれど、結構地面の幅が広く、それ程でもありませんねぇ。
一応、手軽にたどり着ける先端部まで行ったのですが、面倒で歩いて灯台まで行く気になれずに駐車場で終了。ま、良いんじゃないですかね。

あ、ここは「竜神崎」といって、まあ、一応野付半島の最東端っぽい所です。

霧多布岬・納沙布岬と来て、今回の旅で3つめの岬になりますね。
雨も降って来たし、先っぽからの復路はそれなりに飛ばして標津へ戻り、国道244号線を羅臼・知床方面へ向かいます。