「あなたの風邪はどこから?」とは、某風邪薬のキャッチフレーズだが、私の場合は「鼻と、その後で喉から」という感じでひき始めることが多い。
その時も、ちょっと風邪っぽいなと思って職場からの帰り道でドラッグストアに立ち寄って「鼻・喉の風邪に!!」と惹句の書かれている風邪薬を、「おお、これだ」と思って買って来て、翌日に服用してみた。
日中は職場にずっと居て事務仕事をしていたのだけれど、なんとなく胸が痛い。
深刻な痛みという訳ではないけれど、肋骨よりももう少し内側で、ちょっとズキっとしたような感触がする。こめかみで脈をみてみたけれど、脈拍の様子は変わらない様子。なので一安心ではあるけれど、気分はあまりよろしくはない。
結局、午前10時30分頃から午後1時30分頃まで、断続的ではあるけれど不快感は続いた。
普段の生活とさほど異なることをしたわけではなく、唯一思いつくのはいつもとは異なる風邪薬を服用したことである。
帰宅して、風邪薬の説明書を読んだら「糖尿病の人は要注意」的なことが書かれていて、「あー」と思った。
決してそれが直接的な原因とは断定出来ないけれど、ま、そういうこともなくはないのだろう。
製薬会社が、この世にあるすべての薬剤のバッティング状況を把握出来ている訳でもないし、服用する人毎の体調やら状況等は、一つとして同じではないのだし。「ヤバかったら、服用をしないで様子を見て」ということにしかなり得んわな。
ということで、とりあえずは風邪薬をのむのはやめて大人しく過ごしていたのだが、タイへ向かう飛行機の中でも、1・2度同じような胸の不快感を覚えた。
前の記事でも書いたように、出発前夜(当日)も夜ふかししていたし、本当ならば1日休暇を取って余裕を持って名古屋から関西空港へと移動するつもりだったのが業務の都合で午後半休となってしまい、かなりバタバタと慌ただしいものになってしまったこと、結局昼食も摂れずに14時間位飲まず食わずとなってしまったこと等、心身共に少々無理していたことによるのだろう。
父方の家系は循環器が弱いから、自分もそちら系で逝くのではないかとの疑念を拭い切れない。
「そう思うのなら、対処しろや」ということは分かっているのだが、「自律」「節制」という言葉とはかけ離れた軟弱者故、なかなか「運動」やら「節食」等を実行出来ずにいる。
なので、「自業自得やむなし」と思ってはいるのだけれど、「スパっと昇天出来ない場合」の大変さも身内の事例で知っているので、どうしたものか…。
そんな事を漠然と考えながらタイで過ごしていたある日。
同行の知人と昼ご飯を食べて解散した後、ふと思い立って散歩をしてみることにした。
「どうせなら記録してみるか」と思って、途中の交差点で立ち止まった時に「Google Fit」をインストールしてみた。
日本にいる時は、極力歩くことを控えている当方だけれど、日陰を伝いながらプラプラと歩いてみると、案外気持ちがいい。
晩ご飯を食べに行った帰りにも同じように歩いて帰って、最終的にはこんな感じになった。
適度な疲労感もあってか、普段の寝付きの悪さもなく、快眠だった。
思いの外歩くのが気に入ったので、翌日以降も
20・21日は帰国日ということもあって、それ程でもないのだけれど、19日は午後かなりの時間歩いたりしていた。
22日以降は普段の暮らしになるのだけれど、スマホを持ち歩かない時もあったりしてちゃんと計測出来ていない。
なんだかんだ言って、スマホを常に持ち歩くのは邪魔くさいし、重いし…。
せっかく「歩くこと」に目覚めつつあるので、なるべくなら記録を継続したい。
でも独立した万歩計とかを着用して、毎日の結果を取りまとめるのは面倒くさい。きっと続かない。
どうせならウェアラブルな機器がいいな。
そうだ、そういえばそもそも胸に違和感を感じていたのだから、そこら辺もモニター出来る機器がいいな。
よし、ならば、初号機の発売から時間が経過していて熟成されているし、健康に関する個人データ等の保護の観点から安心感のあるApple watchにしよう。そうしよう。
ということで、Apple watchを買いました。
今年のAmazonのブラックフライデーの力は強かったですな。
保護カバーやら、バンドやらを揃えて、今日で運用を開始して2日目。
車中心の生活になってしまうので、平日は思ったよりも歩数が伸びないだろうけれど、少しずつ歩く距離を伸ばしていこうと思っているところである。
実はこれまでにも、他社のスマートウォッチで同じような事をしてみたこともある。
その時はAndroidスマホと中華スマートウォッチの組み合わせで、スマホへのデータの取り込みに独自アプリを噛ませる必要があったりしたので、面倒くさくなってフェードアウトしていた。
その点、Apple watchだとiPhoneのヘルスケアアプリとかとスムースにやり取り出来るので楽だし、いろいろと出来ることも多いので興味深い。
いろんなデータを取り始めると、面白いから。
お金もかかっているので今度こそは出来る限り続けようと思っているけれど、さて、どうなることやら。