良くわからんタイトルで、すみませぬ。
「水曜の朝、午前3時」っぽくしてみたかったのですが…。力量不足です。
さて、前回「23日の午後に、旭川に居たい」と書いたのですが、その理由の話。
話せば長くなるのですが、私、信仰上の理由で「ツァイスのプラネタリウムこそ至高」な人なんですが、ここ「旭川市科学館サイパル」のプラネタリウムはツァイスなのです。
昔、旭橋の袂の常磐公園にあった頃(←「旭川市青少年科学館」の頃ですね)からちょくちょく寄らせていただいているのですが、このところ来られてなかったんですよね。
直近だと、6年前の11月末かな。
あの時はタイに行った帰りに、特典航空券のルートの関係からバンコク→羽田→新千歳→中部として、札幌市青少年科学館から旭川市科学館とハシゴしてプラネタリウムの投影を見たんでした。
前日からの雪が結構降り積もってて、旭川駅からの行きこそタクシーに乗れたものの、帰りは、雪の日に科学館の周りなんて流しているタクシーは見当たらず、半泣きで旭川駅まで足元をぐしょぐしょにしながら歩いた記憶があります。
札幌までの高速バスの時刻に結構ギリギリで、雪を踏み踏み歩くのはしんどかった。新雪だったのが救いでしたが…。
その後、仕事の都合や新型コロナウイルス感染症の流行とかもあって全然来られなかったんですな。
本当は、今回の旅程ではもう少し早く来たかったのですが、あいにく投影機のメンテナンス作業による投影中止があったのです。
「久しぶりに、ツァイスの星空を観に行くか」と思ったのですが、スケジュール調べたのが18日の夕方で、翌日19日から22日までがメンテナンスによる休止。
さすがに4日間も旭川近郊をウロウロするのはアホらしく、最初は「日程合わせるのもなあ…」と思っていたのですが、なんとなくダラダラと、歌登でボーッとしてたり、北海道横断おかわり等をしている内に、23日の再開に合わせられそうになり、せっかくの機会ということで、今日の訪問となったわけです。
午後3時10分からの「ドームシアター『~星と海に抱かれて~ アジアンヒーリング 』」と、午後4時10分からの「一般番組 『月と衛星のお話し』」の2回の投影を見てきました。
前者は、ほぼデシタル投影のみ。
ボケボケの星空で、一瞬「え、メンテナンス出来てないの?」と思ったのですが、ある意味、全てがパッケージになったコニカミノルタプラネタリウム製作の動画(ソフト)なので、ツァイスの星空ではなかったのですね。敢えて言うのならば「ミノルタの星空」でした。
後者は、サイパルの企画製作したオリジナルのプログラムで、こちらはツァイスの投影機を使う本来の内容です。
日が沈み、一番星が見えた瞬間に、「あ。ツァイスの星空だ」と納得する美しい星空を見ることが出来ました。やっぱり、ツァイスの投影機しか勝たん!
小さいけれど、とても高性能な子です。カッコいい。
独自の番組を作っておられるだけでも素晴らしいことではあるのですが、惜しいことに投影時間が40分とやや短く、季節の星空の解説も、特集の内容も、どちらもやや中途半端なんですよね。もう、10分延ばしてもいいと思うんですけどねえ。
あと、「今回の投影は○○が、担当します」と掲示されているのですが、あんまり「解説者の個性」を感じないんですよね。まるでテープ音源のような、感情の籠もらない解説。
当方、「昭和の時代に育った古い世代のプラネタリウム者」故、解説者各々の特有のスタイルがある方が親しみやすさを感じるんです。平日は1日1回しかやらないサイパルオリジナルのプログラムなのですから、もう少し伸び伸びやってもいいんじゃないでしょうか?
チケットを買う時に「2回ご覧になるのなら、年間パスポートを入手された方が有利です」と窓口の方が教えてくれたので、名古屋からは遥かに離れた旭川市科学館サイパルの年間パスポートを作りました。
更新の為もあるし、10月は自分の誕生月でもあるので、年に最低1回位は来ることにしましょうかね。
コロナ前は中部⇔旭川の定期便があったので、旭川へは楽に来られたのですが、今は復活したんですかね? でも、中部⇔新千歳として、JRの旭川直行の列車で移動すれば、手間は変わらないのかもしれません。LCCも飛んでるし、お値打ちに旭川に行けるかも。
ん? そもそも、年間パスポートは年度毎では? となると、4月に来て新しいヤツを作るのが本筋かも。帰宅したら、ちゃんと調べてみようかな。
そんなこんなで、今日は久しぶりにサイパルで「ツァイスの星空」を堪能することが出来た楽しい1日でした。
シャッターは、地平線の下の星が投影されないようにする為にあります。
今はコンピュータ制御です。
明日からは、いよいよ名古屋に向けて南下開始です。とっとと寝ますかね。